こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
空虚感に苛まれて死にたくなると悩んでいるという人も結構いるようです。
そのような人のために本記事では空虚感に苛まれて死にたくなる心理と原因そして解消法を解説していきます。
虚無感に苛まれる死にたくなる心理
虚無感は何か自分には足りないと漠然と感じる状態です。
自分の人生を生きていないような感覚ともいえるかもしれません。
具体的にこれが悩みだというよりは曖昧な漠然とした物足りなさという感覚です。
自分は虚しい空っぽで何もないという無価値感や無力感を感じている人もいるでしょう。
自分には何もない虚しいから死にたくなると感じてしまいます。
ではなぜこのような感情を抱くのか考えていきたいと思います。
虚無感に苛まれる死にたくなる原因
虚無感の原因は自分の人生を歩んでいないからです。
具体的に言うと自分の本音で生きていないといえます。
自分の本当の意思を押し殺して生きているので漠然と自分の人生ではないような感覚に苛まれます。
あまり自分の本音を押し殺しているという自覚はない人もいるかもしれません。
しかし人生が虚しいと感じるということは何かしら自分を否定してしまっていると考えられます。
虚無感を感じるということは虚しい自分には何か足りないということですがこれは自分の本音を否定しているという状態だといえます。
虚無感に苛まられる死にたくなる時の解消法
虚無感の原因は本音を押し殺していることでした。
それでは改善するには本音を尊重し表現できるようになればいいといえます。
しかしいきなり本音を表現しようとしても難しくてできない人がほとんどだと思います。
そこで段階的に本音を表現できるようになる方法を紹介します。
本音を尊重し表現する
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになると虚無感は減少していきます。
本音で自分の人生を生きているので虚しさは解消されます。
自分の人生を生きているという感覚になって活力も出てくるでしょう。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは難しいと感じる人もいるでしょう。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
焦らずにじっくりとやってみてほしいです。
本音を出すことへの抵抗
この話を聞いて本音を出すことは怖いという人もいると思います。
ずっと本音を押し殺して生きてきたのでいざ表現しようとすると抵抗があります。
本音を出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかと思っています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わります。
ですがそれはいい意味で変わります。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、ありのままの自分で生きられる新しい関係が始まります。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
今まで無理をして維持してきた関係が終わることが怖いかもしれませんが今あなたはもう虚無感に苛まれて死にたくなるというほど疲弊しています。
もう我慢の限界が近いです。
勇気を出して人間関係を変えることも重要です。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せれば虚無感は解消されるかもしれないけど勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
虚無感に苛まれる死にたくなるという人は自己肯定感があまりに低いです。
自己肯定感が低い原因は多くの場合親からありのままの自分を認めてもらえなかったことが考えられます。
親から認めてもらう経験が不足しているので心には何か欠けたような虚無感があります。
こんな自分じゃダメだという感覚があります。
そこで親からもらえなかった承認を自分で自分に与えます。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてみてください。
こう言われたらうれしいという言葉を自分で自分に言うことで自分の心を満たすことができます。
そうすると自己肯定感が上がり自信を持つ事ができて本音を表現することも簡単になるでしょう。
そうすれば自分の人生を生きていないという虚無感はなくなります。
虚無感を感じきる
ここまでは思考や考え方を変えるというアプローチでしたが次は感情的なアプローチをします。
感情には向き合って感じきると解放されるという性質があります。
これを利用し虚無感や死にたくなる気持ちを解放します。
虚無感で死にたくなる時に体にも何かしら不快感が湧くと思います。
胸が苦しいとか胃が痛いとかみぞおちが重いとか何かしら身体的な不快感があると思います。
その不快感を感じきってみてください。
繰り返すことで体の不快感がなくなっていきそれに伴って虚無感や死にたくなる気持ちも解放されていきます。
虚無感に苛まれる死にたくなる人へ最後に
虚無感に苛まれる死にたくなる人へ改善策を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
虚無感や死にたくなると思うことはなくなっていき自分の人生を生きることができるようになるでしょう。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先には晴れやかな心が待っています。
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