こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
謝り癖を治したいという人も少なからずいるようです。
そのような人のためにすぐに謝ってしまう心理と原因そして改善法を書いていきたいと思います。
悪くないのに謝る心理
悪くないのにすぐに謝ってしまう心理はとりあえず謝っておけば波風立たないだろうという意識が根底にあります。
謝ることが当たり前になっているのでもはやほとんど無自覚に謝ってしまいます。
実際に自分が悪いと感じている人もいますがあまり中身のない口だけの謝罪である人も多いです。
とりあえず謝っておけば人間関係はうまくいくだろうという心理があります。
それに本当に自分が悪いと思っているならあまり悩まないでしょう。
すぐに謝ってしまうことを悩んでいるということは本当は悪くないと感じているのに謝ってしまうからだと考えられます。
とりあえず謝っておけばこの場は丸く収まるからとしぶしぶやっている人や無意識的に謝ってしまっている人の2パターンが考えられます。
謝り癖の原因は家庭環境
対人関係の基盤は親子関係にあります。
すぐに人に謝ってしまうという人は親子関係でもすぐに謝っていたというケースが多いでしょう。
何か心当たりはあるでしょうか。
親に気を遣って謝っていたという経験がある人が多いと思います。
その経験から大人になっても対人関係ですぐに謝ってしまいます。
親子関係で謝るほど気を遣うというのやはり普通ではないと思います。
ありのままの自分を出してはいけないと思いすぐに謝るようになったと考えられます。
ありのままの自分の本音を出したら親の気分を害したり迷惑になると思っているので抑えてしまいます。
この本音を抑えていることがすぐに謝ってしまうことの原因だといえます。
謝り癖をやめる方法
すぐに謝ってしまう原因は家庭環境のせいで本音を抑えることを身につけたからでした。
では本音を抑えるのをやめて表現できるようになればすぐに謝ってしまうことも改善すると考えられます。
ありのままの自分の本音を出すことが重要になります。
しかしいきなり本音を出すようにと言われてもできる人はほとんどいないでしょう。
そこで段階的に本音を出せる方法を紹介します。
本音を尊重し表現する
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになれば自然とすぐに謝ってしまうことも減っていきます。
自分が悪くないときは本音を自己主張できるようになっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年自己否定をしてきた本音を肯定することなので時間がかかります。
地道にコツコツとやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるかもしれません。
特にすぐ謝ってしまうような本音を強く押し殺してきた人には難しいと思います。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるようになってから表現することを推奨しています。
焦らずにじっくりとやっていきましょう。
すぐに謝ってしまう人は本音を出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかという恐怖を持っている人もいるでしょう。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わります。
ですがそれはいいことなんです。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、ありのままの自分で生きられる関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるかもしれません。
その人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれない人だったということです。
そんな人はあなたにとって本当に必要でしょうか。
去ってく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せるようになれば自己主張ができるようになり謝り癖も直るかもしれないけどその勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つを方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
謝り癖の原因は家庭環境にありました。
家庭の中でありのままの自分を認められなかったという経験から謝り癖がつきました。
謝り癖のある人は親に認めてもらったという経験が不足しています。
そこで親の代わりに自分で自分を認めてあげることをします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分にいってあげてください。
続ければ自分で自分の心を満たすことができて自信がつきます。
自己肯定感が上がり本音を表現することも簡単になるでしょう。
本音を自己主張できれば悪くないのに謝るという謝り癖はなくなっていくでしょう。
謝り癖をやめたい人へ最後に
すぐに謝ってしまう人へ改善法を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に謝り癖もなくなっていくでしょう。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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