こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
動物好きで人間嫌いな人の心理とその原因を考察します。
なぜ人間より動物好きになったのか詳しく書き人間嫌いの克服法も書きます。
動物好きで人間嫌いな心理
人間が嫌いで動物が好きという人は人間相手だと気を遣いすぎるという心理があります。
何を考えているのかを気にしたりどう思われるかを深読みしたり人間相手だと精神がすり減ります。
それに引き換え動物は言葉もなく裏表もありません。
人間嫌いで動物好きな人は過度に他人の目を気にして本音を押し殺して生きる人だと言えます。
動物には言語がないことや本音と建前も存在しないためありのままの自分で触れ合えることが人間嫌いの人にとって居心地がいいのです。
気を遣わなくていいというのが一番だと言えます。
逆に言えばそれだけ人間嫌い動物好きな人は人間相手に気を遣っているということです。
動物好きで人間嫌いになる原因
対人関係の雛形は幼少期の親子関係にできます。
人間嫌いな人は幼少期に親に気を遣いすぎる環境だったことが多いと考えられます。
本音を押し殺して親の機嫌を気にしてきたので対人関係でも気を遣いすぎるようになりました。
人間相手では気を遣いすぎるので素を出せる動物の方が好きだというわけです。
人間嫌いで動物好きなあなたにもそのような心当たりはないでしょうか。
親相手に気を遣わないといけなかったので大人になってからも他人に対して気を遣いすぎてしまうようになっていないでしょうか。
この人間関係というわずらわしさから逃げるために動物という相手は都合がいいです。
動物は裏表も空気を読む必要もない理想のコミュニケーション相手です。
人間嫌いの克服法
それでは人間嫌いの克服法を説明していきます。
人間嫌いの原因は他人に気を遣いすぎて本音を出せないことでした。
それでは人間嫌いの克服法はと言うと気を遣わずに本音で生きられるようになることです。
ありのままの自分で他人とコミュニケーションできるようになれば気を遣うこともなくなり疲れることもありません。
しかしいきなり本音で生きろと言われても出来ない人がほとんどだと思います。
そこで少しずつ本音を出せるようにステップアップしていきます。
本音を尊重し表現する
それでは具体的にどのようにやるか説明します。
まずは無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめるようにします。
そうしたら本音を認め受け入れるようにします。
次にその本音を十分に肯定してあげます。
ここまでは内面での作業になります。
次は十分に本音を尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現することします。
慣れてきたらどんどん本音を表現するようにして最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分で普段からいられるようになります。
動物相手と同じように人間相手でも素の自分でコミュニケーションできるようになります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すのは怖い
本音に従ってありのままの自分で生きるというと自己中で周りから非難されると不安になる人もいるかと思います。
ですがあなたが求めているのはありのままの自分を受け入れてくれる人です。
動物はそのような存在だと言えます。
確かに人間相手の場合は本音を出したら去っていく人もいるでしょう。
その人はあなたの本音を押し殺していないと付き合ってくれないような人です。
そのような人との関係は無理して維持する必要はあるでしょうか?
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その新たに出会う人を大切にすればいいのではないですか?
その人はありのままのあなたを受け入れてくれるので安心してコミュニケーションできます。
ありのままの素の自分で動物相手と同じように触れ合うことができる人間関係が欲しいのならここは勇気を出して進む必要があります。
他人から言われたいことを自分で自分に言う
本音を出すことは重要だとわかったけど自信がないという人は他人から言われたいことを自分で自分に言うことを試してほしいです。
人間嫌いの人は自分に自信がありません。
他人からどう思われるのかを過度に気にしています。
そこで自分に自信を持つ事が効果的です。
そのためにやるといいのが他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
これはどういうことかというと私たちは他人から認められれば自分には価値があるという思考回路で生きています。
ですがこの考え方で生きるといつまでも他人からどう思われるかに振り回されます。
そこで他人からの評価ではなく自分自身で自分の価値を決めるようにします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことで自分で自分の心を満たします。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
他人から言われたいことを自分に言うとそのうち他人から評価を得ようという気持ちが薄れていきます。
そして自然体の自分で他人とコミュニケーションができるようになっていきます。
動物好きで人間嫌いの人へ最後に
動物好き人間嫌いの人が人間を好きになる方法を書いてきました。
これらを実践すれば人間相手にも気を遣わずに動物と同じように接することができるようになる日も来るでしょう。
動物相手なら本音を出せるという人は本当は人間相手でも本音を出したいと思っているはずです。
それなら少しずつでも本音を尊重して表現できるようになってみませんか?
もちろんこれはパパっとやって終わりというわけではないので地道にコツコツ実践してみてください。
継続の先には気を遣わずにコミュニケーションができる未来が待っています。
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