こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
他人軸ではなく自分軸で生きるのがいいと聞いてやってみたいけどよくわからないという人もいると思います。
そんな自分軸がわからない人へ他人軸になる原因と改善法の自分軸トレーニングを2つを紹介します。
自分軸がわからない原因
自分軸がわからない原因は本音を押し殺すことが当たり前なってしまっているからだと言えます。
自分軸とは本音に従って生きることです。
本音を否定してしまっていると自分軸が何かもわからなくなってしまい他人軸になってしまいます。
自分でも自分のことがわからないという状態になってしまっています。
本音を押し殺すのが当たり前の習慣となってしまっているので自分でも自分の本音がよくわかりません。
ではなぜ本音を押し殺すようになってしまったのでしょうか。
他人軸の原因は幼少期の家庭環境にある
多くの場合は幼少期に親からありのままの自分を認められなかったのが原因です。
自分の本音を出したら否定されたという経験から本音を出してはいけないと思うようになりました。
もしくはそもそも本音を表現すらできないほど親に気を遣っていたという人もいるでしょう。
そしていつの間にか本音がなんなのかもわからなくなってしまいました。
かなり重症な状態だと言えます。
自分の意見がないので他人の意見をそのまま聞いてしまいます。
これが他人軸になる原因です。
自分の本音には価値がないと思っているので自分の意思よりも他人の意見を上にしてしまいます。
自己主張しようにも自分の本音がわからないので自分軸で生きることができません。
自分軸トレーニング方法
他人軸になり自分軸がわからない原因は本音を押し殺すことでした。
原因がわかれば改善法もわかります。
今やっていることの逆、つまり本音を大切にすることが解決策です。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやるかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
あまりに当たり前に否定しているのでなかなかわからないかもしれませんが必ずあるはずなので根気よく探してみてください。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中でここまでができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出してみます。
最終的にはありのままの自分で生きることができるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分で生きられるようになり他人軸から自分軸へとシフトしていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このように話すと本音を出すことはわがままで自己中になるのではないかと心配になる人もいると思います。
しかし自分軸とは自分の声つまり本音に従うことを言います。
自分軸になりたいあなたは勇気を出して本音に従う必要があります。
もちろんいきなり本音を出すことは私も勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重することができるようになったら表現することを勧めています。
また本音を出したら否定されたり見放されたりするのが怖いと思うかもしれません。
今まで他人軸で作ってきた人間関係は壊れるかもしれません。
ですが壊れるということはあなたが我慢していないと維持することが出来ないような関係だったということです。
そのような関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
壊れる関係もあれば新たにできる関係もあるでしょう。
その新たに出会う人はあなたのありのままの自分を受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
その関係はあなたにとって居心地のいいものになります。
それでも自己中になることが怖いという人は次の点だけを覚えておけば大丈夫です。
自己中とは「私が好きにするからあなたは我慢してね」という他人を尊重しない考えです。
ありのままとは「私も好きにするからあなたも好きにしてね」という自他ともに尊重する考えです。
この点だけを覚えておけばあなたは自己中になることはないので安心してください。
他人に言われたいことを自分で自分に言う
次の自分軸トレーニングは他人に言われたいことを自分で自分に言うことです。
自分軸がわからない人は親から自分の本音を認めてもらったという経験が不足しています。
親から認められた経験がないので自分の本音に自信がありません。
この承認不足を自分で補うことをします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分にいってあげてください。
続けていくうちに自己肯定感が上がり自信がつきます。
自信がつけば本音を表現して自分軸で生きることが自然とできるようになっていくでしょう。
自分軸がわからない人へ最後に
自分軸がわからない人へ解決策を提案しました。
この方法を実践すれば着実に他人を気にする頻度は減り自分の意思で生きられるようになっていきます。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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