こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
マイナス思考が止まらないという悩みを持っている人は多いです。
生きる上では欠かせないと思える思考ですが実は思考こそがネガティブや不幸の元だったのです。
そこで思考の有害性をまず説明し、次に思考を止める方法を書いていきます。
思考の有害性
思考は過去を後悔し未来を心配するという働きをします。
また過去こうだったから未来はこうなるだろうといったシミュレーションをする働きもあります。
思考は過去と未来のことばかり考えることで後悔や不安、心配事をどんどん生み出します。
これでは心が安らぐ暇がありません。
これが思考の有害性です。
さらに今起きている出来事から意識をそらせてしまうという有害性もあります。
例えば食事をしていても考え事ばかりしていたら味わうことも疎かになってしまい充足を体験し損なってしまいます。
思考は今から意識をそらせ不足を見ることばかりです。
思考を止めることで無駄な過去の後悔や未来への不安が減り今起きていることを楽しめるようになります。
また思考とはほとんどがマイナス思考です。
放っておくと思考はほとんどネガティブなことを考えています。
すぐに過去を後悔したり未来を不安に思い始めます。
今心が安らぐということがありません。
思考を止める方法
いくつか思考を止める方法を紹介します。
思考を客観視する
思考を客観視するという方法を紹介します。
思考していることに気づいたら離れる
何かをしていて思考に飲まれていることに気づいたらハッと気づいて思考から離れることをします。
これが一番始めやすい思考を止める方法です。
単純でこんなことで効果があるのかと感じるかもしれませんが、まずは思考に気づくことそして離れることに慣れるのが重要です。
これで思考に気づくことに慣れて次のステップへ進みます。
思考を眺める
思考していることにハッと気づけるようになったら次は思考を眺めて観察してみます。
この時に思考とは自分がしていると思っていたけど自動で垂れ流されているんだと気づけるかもしれません。
思考とは能動的にすることもできますがほとんどが受動的自動的に生じるものです。
この自動的に生じる思考を客観的に眺めることをします。
思考を止める時間を長くする
何かをやっているときでもできるのならいいですが最初は難しいと思うので、思考を止めるための時間を作るといいと思います。
思考を止めるというと座禅や瞑想を思い浮かべる人も多いかと思いますが、そこまで形式ばったものでなくじっと自分の心を観察し続け思考が浮かんで来たら止めるのをくり返していきます。
そうすると思考が浮かんでくる頻度が減り無思考状態が長くなっていきます。
日常生活の中で思考を止める
ある程度長く思考を止められるようになったら日常生活の中でも思考を止めるようにしてみましょう。
そうしているうちにあることに気づくかと思います。
それは思考していなくても自分は勝手に動いているということにです。
生きる上で必要不可欠だと思っていた思考が不要なものであったと気づく時が来ると思います。
そしてマイナス思考をしてくよくよと悩むことはなくなっていくでしょう。
ネガティブ感情を感じきる
ネガティブ思考はどこから生まれるのでしょうか?
それはネガティブ感情を持つから生じます。
嫌なネガティブな感情が先にありそこからネガティブ思考が湧きあがります。
ネガティブ感情があるからネガティブ思考になります。
ではネガティブ感情を改善すればいいとなります。
ネガティブ感情をなくすには感情を感じきることをします。
感情には向き合って感じきると解放されるという性質があります。
ネガティブな感情が湧いてきたら同時に体にも不快感が湧くと思います。
胸が苦しいとか胃が痛いとかみぞおちが重いとか何かしらの身体的不快感があるはずです。
その不快感に注目し感じきります。
不快感を感じきるとどんどんネガティブ感情がなくなりそこから生じるネガティブ思考も減っていきます。
思考を止める方法についてさいごに
思考は実は不要なものでありだからこそ思考すると疲れてしまうのです。
もちろん思考をゼロにまでするのは難しいと思うので自分の心が楽になる程度まで思考を減らしていくのがいいと思います。
最初は思考を止めることなんてできるのだろうかと思うかもしれません。
それほどまで思考するのが当たり前になってしまった人が多いです。
私も昔はその一人で思考が止まるなんて思ってもいませんでした。
しかし本記事で書いた内容を実践したところ今では思考が湧かなくなりました。
ぜひ試して実践を続けてみてほしいです。
コメント