こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
死ぬほど嫌いな人がいるという人も少なくないのではないでしょうか。
無関心になりたいと思っても思わず反応してしまうそんな人のために心理的スピリチュアル的な対処法を紹介していきます。
好きの反対は無関心
よく言われることですが好きの反対は嫌いではなく無関心であるとされています。
つまり好きと嫌いは紙一重のようなもので死ぬほど嫌いだというのは死ぬほど興味を惹かれているわけです。
ではなぜそのように心惹かれてしまうのかというとそこには同族嫌悪が潜んでいることが多いです。
死ぬほど嫌いなのは同族嫌悪
死ぬほど嫌いなあの人と自分が同族だなどと認められないと思う人が多いと思います。
これからきちんと説明していきますので読み続けてみてください。
なぜあなたがそこまで目の敵にして相手を嫌うのかを考えていきます。
それはあなたの持っているルールを相手が破っているから憤りを感じ嫌悪感を抱くのです。
～～べきなのに守っていない許せないとあなたの心は死ぬほど嫌いな相手に惹きつけられます。
ここまでは納得できると思いますがなぜそれが同族嫌悪なのでしょうか。
それはあなたの本心・本音を探ると本当は自分だってルールを破ってやりたいのに我慢している、それなのにあの人はルールを破っているという気持ちがあるのではないでしょうか。
つまりルールを破りたい自分を嫌悪しているわけで同族嫌悪というよりは自己嫌悪といった方がより正確だといえます。
死ぬほど嫌いな人は相手ではなく自分だった
ここまで来てやっと異常な嫌悪感の正体がわかりました。
それは自己嫌悪だったのです。
自分で課したルールを破りたい自分と破っている相手その両者に対する怒りがこの問題の正体です。
正体がきちんと理解できたので対処法つまり無関心になる方法も見えてきます。
死ぬほど嫌いな人を無関心になる方法
方法としては今まで心理的に分析してきた延長線上にある方法ともう一つスピリチュアルな方法を紹介します。
自分を許すことで相手を許す
嫌いな人は同族嫌悪であるとわかった今、相手を許すためにまず自分を許す必要があるとわかると思います。
自他ともに課しているあなたのルールが嫌悪の原因なわけなのでまず自分に課しているルールを取り下げてしまえば結果的に他人に課しているルールも取り下げることになります。
そうすればルールを破ることへの自己嫌悪から解放され、死ぬほど嫌いな人がルールを破ることにも無関心になっていきます。
では具体的にどう自分を許せばいいのかということですが、まず自分が課しているルールを本当は破りたいのだと認めることから始めます。
そしてそのルールを破っても構わないと許します。
死ぬほど嫌いな人が破っているルールなのでそれを自分が破るのは同レベルになるなどという抵抗があるかもしれません。
ですがすでに同族嫌悪なのは頭でわかっているのでここは抵抗があっても認めた方が楽になると思います。
この無関心になる方法でもまだ気になってしまうという人向けに次の方法を紹介します。
嫌悪感を感じきる
こちらはスピリチュアルな方法で、感情は感じきると消えていくという性質を利用します。
先ほどの方法が論理的な方法であったのに対しこちらは感情的な方法になります。
感情は思考のような実体のないものではなくエネルギーであり体に蓄積されると私は考えています。
そこで不快な出来事があったときに観察すると体にも不快な感覚があることに気づくと思います。
その体に湧いた不快感を感じ尽くすようにします。
嫌いな人の言動に嫌悪感を感じたらその時体に浮かぶ不快なエネルギーを感じきります。
そうするとその不快感がどんどん減少していくと思います。
死ぬほど嫌いな人レベルだとすぐには効果が感じられないかもしれませんがしばらく続けてみてほしいと思います。
実際にその人がいる場所ではなく家などでその人のことを思い浮かべて不快感を感じきるとより早く感情が解放されていきます。
そして不快感が減るとともに気になっていた言動に無関心になっていくことに気づくと思います。
まとめ
死ぬほど嫌いな人は自己嫌悪のすり替えであったことを理論的に説明してきました。
つまりそれほど根深い自己否定の気持ちを抱えていたといえます。
そんなに重いものを心の中に抱えていては生きづらくて当然だといえるので早く手放すのがよいと思います。
理論で納得できた人はルールを取り下げ自分を許すことで改善していくと思います。
しかし理論での納得だけでうまくいかないのが感情というものです。
そういう人向けに感情を感じきる方法も紹介しておきました。
理論でスッと理解も納得もできたという人は前者だけで、納得はできたけど感情的に難しいという人は後者も併せて使ってみてください。
コメント