こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
過干渉に育てられたことで自立できなく悩んでいる人へ克服する方法を紹介します。
まずは過干渉に育てられた人の特徴を書き、その後に克服法を書きます。
過干渉に育てられた人の特徴
過干渉に育てられた人は何かにつけて親の価値観が頭をよぎります。
本当はこう思ってるこうしたいと思ってもそれを表現できません。
親の価値観が勝ってしまうからです。
そして窮屈な親の価値観に縛られた人生を歩むことになります。
本当はこうしたいということがあっても親の価値観のせいでできません。
大人になっても親の価値観に支配されています。
これはある意味親離れができていないといえます。
精神的自立ができていないので親の価値観を引きずってしまいます。
自分で考えたり選択したりする経験が足りないので自分で何かを決めることが苦手です。
依存したくないと思っていても親の価値観に依存してしまいます。
また人によっては過干渉に育てられたことから反発して親を反面教師にして真逆のタイプになる人もいます。
親が過干渉だったから自分は不干渉にすると言って自分の子供に無関心になる人です。
これは結局コインの裏表の関係でどちらも子供にとっては毒親であることに変わりません。
過干渉に育てられた人が自立するには
過干渉に育てられた人が自立するには親の価値観を跳ね除けて自分の本音を大切にすることです。
とは言ってもいきなり本音を表現することは出来ないと思います。
そこで段階的に本音を出せるようになるのが得策です。
具体的にどうやればいいのかを説明します。
本音を尊重し表現する
どのように本音を尊重し表現すればいいのか解説をします。
まずは本当はこうしたいのにできない、こう思ってるのに言えないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定せず認め受け入れることをします。
そしてその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。
これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかります。
焦らずにじっくりとやってみてほしいと思います。
本音を出すことへの抵抗
過干渉な親に育てられた人は本音を出すことへの抵抗が強いと思います。
本音を出そうとしても親の言葉がチラつくと思います。
また他人から否定されたり見放されるのではないかという恐怖もあると思います。
もちろん私もすぐに本音を出せるようになるとは思っていません。
地道に本音と向き合って心の中で十分に尊重することができるようになったら本音を表現することを勧めています。
確かにあなたが恐れているように本音を出したら去っていく人もいるでしょう。
ですがその人はあなたが我慢していないと相手をしてくれない人だと言えます。
そのような関係は本当にあなたのためになるでしょうか。
無理して維持する必要はあるのでしょうか。
また去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その新たに出会う人を大切にすればいいのではないでしょうか。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
あなたが本当に望んでいるのはそんな関係ではないでしょうか。
親に言われたかったことを自分で自分に言う
次にやるのは親から言われたかったことを自分で自分に言うことです。
これはどういうことかというと親から精神的に自立できない人というのはまだ親に依存していて認めてほしい愛してほしいという承認欲求を持っているのでそれを克服します。
本当は親からこう言ってほしかったということを探してそれを自分で自分に言ってあげます。
そうすることで親への承認欲求がなくなり精神的に自立ができるようになっていきます。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
ただ幼少期に親から言われたかったことなので案外幼稚な言葉であることが多いと思います。
自分に言葉をかけてあげれば満足できるようになり親から精神的に自立していくことができます。
過干渉に育てられたけど自立したい人へ最後に
過干渉に育てられた人へ克服法を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
親の価値観に縛られることなく自由になるでしょう。
自分の本音に従って生きることができるようになり親から認められたい愛されたいという飢餓感もなくなっていきます。
ただ長年の習慣を変えることになるので地道にコツコツと実践してみてほしいです。
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