こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つくことで困っていて治したいという人は多いです。
そこで傷つきやすい性格の克服法を解説しようと思います。
まずは傷つきやすい性格の原因を書き次に克服法を説明します。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく心理
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つくというのは普通に考えれば傷つくことを言う人が悪いと考えます。
ですが心をよく観察すればそうではないことがわかります。
傷つきやすい人は自分で自分のことを普段から傷つけています。
自分を否定するのが当たり前になっていて自覚もないかもしれません。
そして自分で傷つけている部分を他人から指摘されてそんなのわかってるんだよと落ち込みます。
原因は自分で自分を傷つけているからです。
本当に気にしていないことを言われても人間は気にならないものです。
自覚がある欠点を指摘された時に傷つきます。
例えば「あなたは馬鹿だ」と言われたとします。
自分のことを馬鹿だと思っていない人は言われても何も気にしません。
でも自分を馬鹿だと思っている人が言われたら傷つきます。
傷つくというのは自覚がある欠点を指摘されると起きる現象だと言えます。
他人によって傷つけられたと私たちは感じますが実際は自分で自分を傷つけているのです。
つまり改善するには自分で自分の欠点を責めることをやめる必要があります。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく原因
ではなぜ傷つきやすい性格になってしまったのでしょうか。
人格形成の基盤は親子関係にあります。
傷つきやすい人は親から否定的な言葉をかけられたという経験が多いのではないでしょうか。
ありのままの自分を認められず否定をされたという経験から自分で自分を否定し傷つけてしまうようになりました。
元々の原因は親から傷つけられたというものですが今現在傷つきやすいのは自分で自分を否定し傷つけているからだといえます。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく人の克服法
自分で自分の欠点を責めるのをやめるのが傷つきやすい性格の克服法だと先程書きました。
自分の欠点を責めるのをやめるということはありのままの自分を受け入れるということです。
ダメな自分でも認め受け入れることが傷つきやすい性格の克服法だと言えます。
そのためにはありのままの自分つまり自分の本音を大切にする必要があります。
自分の本音を尊重することでダメな自分も自分なんだと自己受容できるようになります。
本音を尊重し表現する
では具体的にどうやればいいのか説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れることをします。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を表現して最終的にありのままの自分で生きることができるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に自信が持てて傷つくこともなくなっていきます。
自分のダメなところも受け入れることができるようになり自己受容ができるようになっていきます。
こんな自分はダメだと自分を傷つけることがなくなるので他人から何かを言われても傷つくこともなくなっていくでしょう。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出したら否定されたり見放されたりするのが怖いと思うかもしれません。
傷つきやすい人は特にこのことには敏感だと思います。
他人から否定されたから傷つくというのは自分で自分のことを否定しているから図星をつかれて傷つくのでした。
なので私もいきなり本音を出すことは勧めておらず、まずは心の中で十分に本音を尊重することができるようになったら表現することを勧めています。
自分の中で十分に本音を受け入れてありのままの自分を認められれば他人からどう思われようと気にならなくなってきます。
そうしたら抵抗も少なくなり自然と本音を出せるようになっていくでしょう。
ただ確かに本音を表現したら否定されたり去っていく人もいるかもしれません。
そんな人はあなたが我慢しないと相手をしてくれない人だったということです。
そのような関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
本音を出せば新たに出会う人もいると思います。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
この人間関係は今までとは全く異なる居心地の良いものになるでしょう。
他人から言われたいことを自分で自分に言う
本音を出すことが傷つきやすい克服法だというのはわかったけどやっぱり勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それが他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
多くの人は他人から認められたら自分のことを認められると考えています。
ですがそれではいつまでたっても他人にどう思われるかに依存し振り回されます。
そこで他人によらず自分で自分を評価する必要があります。
他人からこう言われたらうれしいという言葉を自分で自分に言うことで自分の心を満たしてあげます。
どんな言葉が欲しいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
実践していけば他人の評価に関係なく自分には価値があると思えるようになります。
そして自信をもって本音を表現できるようになっていくでしょう。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく人へ最後に
傷つきやすい性格の克服法を説明してきました。
この方法を実践すれば着実に傷つくことも気にならなくなり、そもそも傷つかなくなっていくでしょう。
ありのままの自分を受け入れているので何を言われても気にならなくなっていきます。
そして本音を出して生きることになるのでそもそもあなたと合わない傷つけるようなことを言う人が周りからいなくなっていくでしょう。
ただこれは長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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