こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
頑張るのに疲れたと悩んでいる頑張りすぎてしまう人へ対処法を教えます。
まずは頑張りすぎてしまう心理と原因を解説して次に改善法をお伝えします。
頑張りすぎてしまう心理
一般的には頑張るのはいいことだと考えられていますがなぜ頑張るのかを考えないといけません。
頑張らないと自分には価値がないという考えで頑張っているのなら一度立ち止まってみる必要があります。
頑張らないと認められない頑張らないと愛されないといった欠落の視点から頑張っている人は要注意です。
頑張る理由が自分はダメな存在であるという考えなので頑張り続けるとこの考え方を強化してしまいます。
自分は欠けているだから頑張らなければいけないという考え方をしているならそれをやめる必要があります。
このまま頑張り続けては心身ともに限界が来てしまいます。
頑張りすぎてしまう原因
頑張りすぎてしまう原因は多くの場合幼少期に親からありのままの自分を認めてもらえず頑張ったから認められたという経験があります。
あなたは頑張ったから価値があると扱われたので自分には頑張らないと価値がないと思っています。
頑張れば頑張るほど自分には価値があると思えるので頑張ることをやめられません。
子どもの時の考え方のまま大人になったので今でも頑張らないと自分には価値がないと思っています。
頑張るのをやめれば自分の価値が下がってしまい他人から否定されたり見放されると恐れています。
頑張るのをやめては生きていけないと感じているので頑張ることをやめることに恐怖を感じています。
それほどまで自分の価値を小さく評価しているといえます。
頑張りすぎてしまうのをやめる方法
頑張りすぎてしまう原因は幼少期にありのままの自分を認められなかったことでした。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
本音を押し殺して親の言うことを聞いてきたので息苦しさを抱えています。
そして大人になっても他人には頑張らないと認めてもらえないと信じています。
そこで解決策は本音を大切にすることだと言えます。
ありのままの自分の本音を認めて本当はもう頑張りたくないということを認める必要があります。
そして頑張らない自分になることが重要です。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやるかを説明します。
無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめるようにします。
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
そして本音を十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を表現して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に価値があると思えるようになります。
そして自分には価値があると思えるので頑張ることをやめられるようになります。
本当はもう頑張りたくないという本音を表現できるようになります。
頑張らなくてもありのままの自分でいいんだと受け入れることができるようになっていきます。
ダメな自分情けない自分でも愛されて認められていいんだと思えるようになっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか難しいかもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと焦らずにじっくりとやってみてほしいと思います。
本音を出すことへの抵抗
この話を聞いて本音を出すことは怖いという人もいると思います。
多くの人は本音を出すことへ抵抗があると思います。
今まで本音を押し殺して頑張って来たのに本音を出してしまったら周りの人に失望されたり見放されたりするのではないかという不安や恐怖があると思います。
ですがあなたはもう疲れて限界だからここへ辿り着いたのではないでしょうか?
もう自分を虐めるのはやめて解放してあげませんか?
確かに本音を出せば去っていく人もいるでしょう。
その人はあなたが本音を押し殺していないと相手をしてくれないような人だったということです。
そんな人との関係は無理して維持する必要はあるでしょうか?
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
新たに出会うその人を大切にすればいいのではないでしょうか?
その新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
他人に言われたい言葉を自分に言う
次にやってほしいのは他人に言われたいことを自分で自分に言うです。
これはどういうことかというと私たちは他人から認められたら自分を認めることができるという考え方をしています。
しかしこの考え方を続ける限りいつまでも他人の評価に振り回されます。
そこで他人によらず自分で自分のことを評価する習慣をつけていきます。
頑張りすぎてしまう人もう頑張るのは疲れたという人は自分で自分の頑張りを認めてあげるようにしましょう。
あなたは他人からどのように言われたいですか。
「よく頑張ってるね」「えらい」「すごい」といった称賛の言葉でしょうか。
「好きだよ」「愛してるよ」といった受容の言葉でしょうか。
どちらにしても他人から言われたい言葉は元々は親から言われたかった言葉を引きずっているので案外幼稚なことが多かったりします。
とにかく他人から言われたい言葉を自分に言ってあげて心を満たしてあげます。
これを実践していると他人から頑張りを評価されなければいけないという心が減っていきます。
自分で自分を認められるので他人の評価に依存しなくなっていきます。
頑張るのに疲れた頑張りすぎてしまう人へについて最後に
頑張りすぎてしまうもう疲れた人へ解決方法を解説しました。
本音を出すことに関してはいきなり本音を出すことは流石に難しいと思います。
私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは内面で本音を大切にすることができれば本音を出すこともできるようになってきます。
他人から言われたいことを自分で自分に言うこともコツコツと自分の心と向き合って自分に優しく接してあげてください
長年の習慣を変えることになるので地道に実践してみてほしいです。
その先には頑張らなくても愛される世界が待っています。
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