こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
愛されたい、認められたい、必要とされたいという承認欲求は持っていると苦しいのでなくしたい直したいという人は多いようです。
そこで承認欲求の原因を分析し改善策を考察していきます。
承認欲求が強い原因
承認欲求が強い原因は主に子どもの時に親に愛されていないという感情を経験したからです。
親から愛されていないのでもっと愛して欲しい、認めて欲しい、必要として欲しいと思うようになりました。
そして大人になっても親の代わりに他人から愛されたい、認められたい、必要とされたいと求めてしまいます。
また承認欲求の裏にはありのままの自分を愛して欲しいという思いも隠れています。
ありのままの自分つまり本音の自分を愛して欲しいというさらに深い欲求があります。
なぜかと言うと子どもの時にありのままの本音を否定されて親に合わせるようになってしまったので本当はありのままの自分を認めて欲しいと心の底では思っているからです。
承認欲求をなくしたい時の改善策
原因がわかれば改善策もわかります。
承認欲求の原因は親に愛されなかったこととありのままの自分を否定されたことなのでその逆をやればいいのです。
今更親から愛してもらおう、ありのままの自分を肯定してもらおう、そうすれば解決すると思うかもしれませんが、そんなことは難しいというのはわかっていると思います。
そこで親から貰えなかった愛と本音の承認を自分で自分に与えます。
自分で自分を愛する
まずは自分で自分を愛することから始めます。
具体的にどうすればいいのかというと、親や他人から言われたい言葉を自分に言ってあげることです。
すごい!えらい!と言った賞賛の言葉や愛してるよ!好きだよ!と言った受容の言葉かもしれません。
人によってそれぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こうすることで親からもらえなかった愛を自分で補填することができます。
自分自身で満たすことで他人から承認されたいという気持ちがなくなっていきます。
自分の本音を自分で認め受け入れ肯定する
次にやって欲しいのは自分の本音を自分で認め受け入れ肯定することです。
本音を出したら親に否定されたという経験があるので本音を押し殺していることがほとんどなのでそれを改善しましょう。
具体的にどうすればいいのかと説明します。
まずは無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめます。
次にその本音を認め受け入れるようにします。
そうしたらあとは本音を十分に肯定してあげます。
ここまでは自分の内面で完結するのでやりやすいかと思いますが次からは行動としてやるので難しくなるかもしれません。
次は本音を少しずつ表現するようにします。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようにします。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分を認めることができるようになり他人から承認を得ようという気持ちが薄くなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
承認欲求の強い人は人から嫌われることを極度に恐れています。
本音を出せば嫌われて否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかと思っています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ですがそれはいい意味で変わります。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、新しいありのままの自分でいられる関係が始まります。
去る者は追わず来る者は拒まずの精神でしばらくは過ごしてみてください。
新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
承認欲求をなくしたい人へ最後に
強い承認欲求をなくす直すにはどうしたらいいかを書いてきました。
他人に言われたいことを自分に言うということは簡単に出来ると思います。
自分の本音を探り出し表現することは少し難しいかもしれません。
ですが心を楽にするには効果的なのでぜひやってみてほしいです。
コメント