こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
頼まれたら断れなくて改善したいと悩んでいる人もいると思います。
そこで断るのが苦手で断れない性格の改善策を提案します。
断るのが苦手で断れない性格の心理
断るのが苦手で断れない性格の人は他人にどう思われるのかを過度に気にしています。
断ったら相手の気分を害さないだろうかといったことや断ったら嫌な奴だと思われないだろうかなどと考えてしまいます。
自分のことが他人からどう思われるかということが気になりすぎて断ることができません。
断るのが苦手な性格の人は自意識過剰だといえます。
断るのが苦手で断れない性格になった原因
断れない性格になったのは多くの場合子ども時代に我慢して周りの人に合わせていたからだと言えます。
本音を押し殺し周りに合わせていたので断ることが出来なくなります。
多くの場合親のいうことを聞けば認めてもらえたり愛してもらえたという経験があるでしょう。
しかし本音を押し殺して言うことを聞いていたので内心では悲しみや怒り、ストレスを抱えています。
相手の機嫌を損ねないように自分が我慢すればいいと思っています。
親子関係で身についたコミュニケーション方法が大人になってからも抜けることがありません。
断るのが苦手で断れない性格の改善法
では頼まれたら断れない性格を改善する方法を書いていきます。
先程書いたように断れない性格になったのは本音を押し殺して周りに迎合してきたからです。
つまり逆に本音を大切にして表現することで改善すると言えます。
本音を尊重し表現する
具体的にはどうすればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思っているのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を無意識的に押し殺していることに気づけたらそれをやめます。
そうしたら本音を認め受け入れるようにします。
次は本音を十分に肯定してあげます。
それが出来たら本音を少しずつ表現していきます。
慣れてきたらどんどん本音を出すようにしてみます。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになると自分に自信が持てて自分軸で物事を考えられるようになります。
そうすれば自然と自分の意思を表現できるようになり嫌なことは断れるようになります。
これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
断れるようになったら自己中になる?
そこで断れない人は断れるようになったら自己中だと否定されたりしまいには見捨てられるのではないかという恐怖もあるかもしれません。
しかし本音を押し殺してまで維持しないといけない人間関係の方が問題ではないでしょうか。
その人はあなたの本音を我慢しないと言うことを聞いてくれない人間だと言えます。
断れないのをいいことに弱みに付け込まれてるとも言えます。
本音を出すことで去って行く人もいるでしょうが、新たに出会う人もいるでしょう。
その新たに出会う人を大切にすればいいんです。
今までは人の言うことを聞くのが優しさだと勘違いしてきたので辛かったんです。
去っていく人もいるかもしれませんが、所詮はその程度で離れるような関係性だったということです。
それにありのままのあなたを受け入れてくれる人も新たにできます。
そちらを大切に生きていく方が生きやすいのではないでしょうか。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せれば嫌なことは断れるようになるかもしれないけど勇気が出ないという人もいるでしょう。
そのような人には自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
断るのが苦手な人は自分に自信がありません。
断ったら嫌われるのではないかという気持ちが断りたいという気持ちを上回ってしまいます。
そこで自分に自信をつけることで断る勇気をつけます。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげます。
これをくり返すことで自分で自分を満たすことができるようになり自己肯定感が上がります。
親から与えられなかった承認を自分で自分に与えます。
そうすることで自信がつき本音を表現することも簡単になるでしょう。
断るのが苦手で断れない性格を直したい人へ最後に
頼まれたら断れない人の性格についてとその改善策を書いてきました。
しっかりと自分の意思を尊重して嫌なことは嫌だといえるようになることで生きやすくなります。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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