こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
自己肯定感が低すぎる大人ではもう手遅れだと悩んでいる人も多くいます。
そこで自己肯定感が低い原因と今から自己肯定感を高めるにはどうしたらいいかを紹介します。
自己肯定感とは
そもそも自己肯定感とはどのような感覚なのか説明します。
自己肯定感とはありのままの自分を受け入れることを言います。
何かができるから認められる、何かを持っているから認められるではなく無条件に自分を認められることが自己肯定感です。
自己肯定感とは言い換えれば無条件の受容といえます。
自己への無償の愛を注げる人が自己肯定感が高いといえるでしょう。
自己肯定感が低すぎる人の特徴
自己肯定感が低すぎる人の特徴を解説します。
特に目立つ3つの特徴を取り上げます。
ネガティブな考え方
自己肯定感がないと何事もネガティブに考えてしまいます。
自分に自信がないので物事の考え始めのスタートが自分にはできないというネガティブなものになってしまいます。
どうせ自分なんて、やっぱり無理というのが口癖や考え癖になってしまいます。
また何かができる自分には価値があると思っているので逆にできないことがあると自己否定をしてネガティブに考えてしまいます。
自分の意思が弱く他人に依存している
自己肯定感が低すぎると自信がないので自分の意見にも自信がありません。
なので他人の意見を過剰に気にします。
他人の評価が自己評価に直結しているので他人の言動に一喜一憂します。
他人から評価されれば自分を認められると考えているので他人の評価に依存していて他人からどう思われるかを過度に気にしてストレスを抱えます。
自分にも他人にも厳しい
自己肯定感が低すぎると自分に厳しくなります。
というよりは自分に厳しいから自己肯定感が低すぎるともいえるでしょう。
そして自分に課したハードルを他人にも課すので他人にも厳しくなってしまいます。
自分はこれだけ我慢しているのだから他人も我慢するべきだと考えてしまいます。
自己肯定感が低すぎる原因
自己肯定感が低すぎる要因はいくつか考えれますがその根本原因は自分の本音を押し殺しているからです。
自己肯定感が低すぎるのは本音を押し殺しているから
自己肯定感が低い要因として人から否定された経験というのがあると思います。
それもさらに分析すると本音を表現したところそれを否定されてありのままの自分ではダメなのだと本音を押し殺すようになったことが原因と言えます。
その結果ありのままの自分ではダメなのだと思い自己肯定感が低くなってしまったと言えます。
他人から否定されたことで自分を否定してしまったことが自己肯定感の低さの原因です。
その他人とは多くの場合親です。
自己肯定感が低いのは親が原因?
人格形成の基盤は親子関係にあります。
幼少期に親からありのままの自分を認めてもらえなかったことが自己肯定感の低さに直結しています。
自己肯定感が低いのは親が原因であるといえます。
親からありのままの自分を認めてもらえなかった経験から自分には価値がないと感じてしまいます。
では大人になった今もう手遅れなのでしょうか。
確かに親が原因で自己肯定感が低くなってしまったのなら大人になった今もう手遅れではないかと思う人も多いでしょう。
ですが大人になってからでも自己肯定感を上げることはできます。
その方法をこれから書いていきます。
自己肯定感を高めるには
自己肯定感が低い原因が分かれば自己肯定感を高めるにはどうすればいいかも分かります。
自己肯定感が低いのは自分の本音を否定しているからでした。
そこで自己肯定感を高めるにはどうすればいいかというと普段やっている本音を押し殺すことをやめて本音を大切にすることです。
親がやってくれなかった代わりに自分で自分を認めることをします。
具体的に本音を大切にするとはどういうことかと言うと、本音を否定せずに認め受け入れることと本音に従って表現することです。
本音を尊重し表現する
さらに具体的に説明します。
まず最初は本当はこう思っているのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめます。
次に本音を認めて受け入れるようにします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
それが出来たら本音を少しずつ表現する段階に移行します。
慣れてきたらどんどん本音を出すようにしてみます。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏むことで本音を尊重し出せるようになると自分に自信が持てるようになり自己肯定感も高まります。
本音でありのままの自分を表現できて生きやすくなります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
やることは単純で簡単なのですが長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
自己肯定感を高めると自己中になりそうで怖い
本音に従ってありのままの自分で生きるというと自己中になって周りの迷惑になるのではないかと考える人もいるかと思います。
本音を出すことで周りの人から否定されたりしまいには見捨てられるのではないかという恐怖もあるかもしれません。
ですが本音を押し殺してまで維持しないといけない人間関係の方が問題ではないでしょうか。
そこまで我慢しないとその人はあなたの言うことを聞いてくれない人間ということです。
そんな人間関係は無理して維持する必要があるでしょうか。
本音を言うことで去って行く人もいるでしょうが、代わりに新たに出会う人もいるでしょう。
その新たに出会う人を大切にすればいいんです。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれるので関係性は居心地のいいものになるでしょう。
それでも自己中になるのが怖いというのであれば次のことにだけ注意をすれば大丈夫です。
自己中とは「私が好きにするからあなたは我慢してね」という他人を尊重しない考えです。
ありのままとは「私も好きにするからあなたも好きにしてね」という自他ともに尊重する考えです。
この点だけを覚えておけばあなたが自己中になることはないでしょう。
自分で自分の心を満たす
確かに本音を出せれば自己肯定感を高めることができるかもしれないけど勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人に次にやってほしいのは自分で自分の心を満たすことです。
具体的には他人から言われたい言葉を自分で自分に言うということをします。
どんなことを言われたいかは人によって違うので自分の心と向き合ってみてください。
他人から言われたい言葉を自分で言うことで自分の心を満たして自己肯定感が上がっていきます。
親から与えてもらえなかった承認を自分で与えることをして補います。
そうすることでありのままの自分に自信が持てるようになり自己肯定感を高めることができます。
自己肯定感が低すぎる人は自己肯定感を高めるにはどうしたらいいのか最後に
自己肯定感の高め方を紹介してきました。
この方法を実践すれば着実に自己肯定感は上がるようになっていきます。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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