こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
言いたいことが言えないで泣くことが悩みだという人も結構いるようです。
そこで言いたいことが言えないで泣く人の心理と原因そして根本的な解決法を3つ紹介します。
言いたいことが言えないで泣く心理
言いたいことが言えないで泣くという心理は自分の本音に自信がないからだといえます。
本音を表現することに慣れていなく言いたいことを言おうとすると恐怖と抵抗が湧いてきます。
そして言いたいことが言えないと思ってしまい泣いてしまいます。
言いたいことを言おうとすると本音を出したら否定されて傷つくと思ってしまいます。
そして言いたいことが言えなくて泣いてしまいます。
言いたいことが言えないで泣く原因
言いたいことが言えない原因は幼少期に周りの人に本音を表現したら否定されたもしくは気を遣いすぎて表現すらできなかったという経験から来ています。
その結果他人からどう思われるかが自己評価の基準になり、他人の目を気にして言いたいことが言えない状態になってしまいました。
他人軸で物事を判断するので他人の評価に振り回されることになり本音がいえなくなってしまいました。
こんなことを言ったらどう思われるか、否定されるのではないかという不安や恐怖で本音を押さえつけてしまいます。
そうしているうちに強いストレスが溜まり泣いてしまう人もいます。
言いたいことが言えないで泣く人が克服する方法
では言いたいことを言うにはどうしたらいいかと言うと、自分の本音を大切にして尊重することです。
否定されてもこれが私だという開き直りが出来れば一番ですがそこまですぐに行ける人は少ないと思います。
そこで本音を尊重する方法を紹介します。
本音を尊重し表現する
まずは無意識的に本当はこう思っているのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を押し殺していることに気づいたらそれをストップします。
そうしたら次は本音を認めて受け入れるようにします。
その後は本音を十分に肯定してあげます。
次に本音を表現することを少しずつやってみます。
慣れてきたらどんどん本音を出すようにしてみます。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きることができるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになっていきます。
自分の本音を肯定できるようになり表現することもできるようになります。
これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を表現するのは怖い
このようなことを言うとそれでは自己中になりそうで怖いという人もいるかと思います。
今の人間関係が壊れてしまうと恐れる人も多いでしょう。
しかし本音を押し殺してまで維持しないといけない人間関係の方が恐ろしいのではないでしょうか。
そこまで我慢しないとその人はあなたの言うことを聞いてくれない人間だと言えます。
そんな関係を我慢して維持する必要はあるでしょうか。
本音を出すことで去って行く人もいるでしょうが、新たに出会う人もいるでしょう。
その新たに出会う人を大切にすればいいんです。
その人はあなたの本音を受け入れてくれる存在なので以前の人間関係より遥かに良いものになるでしょう。
これでもまだ自己中になるのが怖いという人のために説明を続けます。
自己中とありのままの本音の違いは他人の意見を尊重するかどうかです。
自己中は「私が好きにするからあなたは我慢してね」という他人を尊重しない考えです。
ありのままとは「私も好きにするからあなたも好きにしてね」という自他ともに尊重する考えです。
この一点の差をきちんと押さえておけばあなたが自己中になることはないでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
そうは言われても本音を出すには勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
言いたいことが言えないで泣く人は親からありのままの自分を認めてもらえなかったという経験の影響が強いです。
そこで親の代わりに自分で自分を認めてあげることをします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分で自分に言ってあげてみましょう。
続けていけば自己肯定感が上がり自信をもって本音を主張することができるようになるでしょう。
感情を感じきる
言いたいことが言えないで泣く人はかなり心がネガティブな感情に支配されています。
そこで感情を解放することが必要です。
感情には向き合って感じきると解放されるという性質があります。
これを利用してネガティブ感情を解放します。
言いたいことを言おうとすると怖いとか不安だとかネガティブな感情が湧くと思います。
その感情が湧くときに体にも不快感が湧くと思います。
胸が苦しいとか胃が痛いとかみぞおちが重いとか何かしら身体的な不快感があると思います。
その体の不快感に注目して感じきります。
何度もやっていると体の不快感が小さくなっていきます。
それに伴ってネガティブな感情も減少していきます。
言いたいことを実際に言うときにやるのは難しいかもしれないので想像で言いたいことを言っている場面をイメージしてみるといいでしょう。
イメージして生じる不快感を感じきります。
そうすることで感情が解放されて泣きたいという気持ちがなくなっていきます。
言いたいことが言えないで泣く人へ最後に
言いたいことを言えるようにステップごとに克服法を紹介しました。
この方法を実践すれば着実に言いたいことが言えるようになり泣くこともこともなくなっていきます。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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