こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく性格を直したいと悩んでいる人も結構います。
そのような人のために傷つきやすい性格の直し方を解説します。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく心理
傷つきやすい性格の心理を分析していきます。
傷つきやすい性格とは他人から否定をされたときに傷つくということです。
このように考えると傷つけてくる他人が悪いように思えます。
ですがよく分析していくとそうではないことがわかります。
傷つくというのは他人から何か否定をされたときに図星だと思うから傷つきます。
例えばあなたが眼鏡をかけていたとします。
そしてそのことを気にしているとします。
そして他人から「メガネザル」と言われたとします。
その時あなたは傷つくでしょう。
これも他人が悪いように思えますが自分で自分の欠点だと思っているところを図星をつかれたから傷つくのです。
もし眼鏡をかけることが気に入ってる人なら、「メガネザル」と言われたところで「この人何言ってんだ」程度で終わるでしょう。
つまり傷つく心理というのは他人はきっかけにすぎず根本的な原因は自分が自分を否定していることにあるのです。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく原因
傷つく原因は自分で自分を否定している点を図星をつかれたからでした。
今まで傷つくことを言ってくる他人が悪いと思ってきましたが、実は自分で自分を傷つけていることが原因だったのです。
自分で自分のこんなところが嫌だ、恥ずかしい、ダメだと思っている傷をえぐられるから傷つくのです。
こんな傷つけるようなことを言ってくる他人が悪いと今までは思っていたかもしれません。
しかし本当に自分を傷つけていたのは自分だったのです。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく人の直し方
原因がわかれば直し方もわかります。
自分で自分を否定しているのが原因なのだから自分を肯定すれば改善するといえます。
では自分を肯定するとはどうやればいいのでしょうか。
自分とはありのままの自分のことです。
嫌な自分、ダメな自分、恥ずかしい自分を丸ごと受け入れるということです。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
本当はこう思っているということを認めて受け入れます。
恥ずかしくて人には出せないような自分を受け入れるようにします。
具体的にどうやるのかを説明します。
本音を尊重し表現する
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで自分の本音を認めることでありのままの自分を受け入れることができるようになります。
ありのままの自分を受け入れられるようになったら自信が出て他人の批判も気にならなくなっていきます。
ダメなところも含めて自分なんだと自己受容することができると他人から何か言われても気にならなくなっていきます。
自分で自分を傷つけるのをやめたので当然の結果といえます。
本音を出すことへの抵抗
この話を聞いて本音を出すことは怖いという人もいると思います。
傷つきやすい人は本音を出したら否定されて傷つけられると思っています。
もちろんいきなり本音を出すようなことをしたら傷つくでしょう。
しかし私はいきなり本音を出すことは勧めていません。
心の中で十分に本音を尊重できるようになってから表現することを推奨しています。
心の中で本音を表現できるだけ勇気を持てるようになったら出せばいいのです。
それまでは地道に焦らずやっていきましょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せればありのままの自分を受け入れることができて傷つくこともなくなっていくのかもしれないけど勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
傷つきやすい人は特に幼少期に親から認められたという経験が少ないことが考えられます。
親からお前はここがダメだといわれたのでそこを自分の欠点だと思っている人もいるでしょう。
そしてそこを大人になってからも指摘されて気にして傷ついてしまいます。
傷つきやすい人は他人から承認されるという経験が不足しています。
そこで他人の代わりに自分で自分を認めることをします。
そうすることで自分で自分の心を満たすことができるようになり自己肯定感が上がり自信を持つ事ができます。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげます。
これをくり返しているうちに自己肯定感が上がり本音を表現することも簡単になるでしょう。
不足していた承認が満たされて他人からの評価を気にしないようにもなれます。
人の言葉に傷つきやすい・すぐ傷つく人へ最後に
傷つきやすい性格の改善法について書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
ですがこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかると思います。
地道にコツコツとやることが必要です。
生きる上での習慣にしてみてください。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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