こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
もう何もしたくないのに焦りを感じるということで悩んでいる人もいます。
そこでもう何もしたくないのに焦りを感じる時どうしたらいいのかについて解説します。
結論から言うとこの心理状態に陥るということは本音を押し殺している可能性が高いです。
何もしたくないのに焦りを感じる原因
本当はやりたくないのに本音を押し殺してやっているということが多ければ多いほど心が疲れて何もしたくなります。
本当はやりたくないのに周りの目や常識などに囚われて仕方なくやっていることがありませんか?
本音ではやりたくないのに義務感や世間体でやっていることをやめればそれだけで生きやすくなります。
やりたくないことを仕方なくやっていればそれは無気力で何もやりたくなくなります。
やりたくないことから逃げたいから何もしたくないと思う一方で、何かしなければいけないと自分を追いつめているので焦りを感じます。
その根底にあるのは今の自分ではダメだから何かしなければいけないという焦りです。
自己否定をしているので今の自分を変えるために何かをしなければいけないのにそれができない自分を責めてしまっています。
何もしたくないのに焦りを感じる心理
このような人は何もやりたくないのではなくてやりたくないことをやっているので心が疲れてしまいます。
本当はこうしたいというのがあるのにそれは無理と決めつけている可能性が高いです。
やりたいことを諦めて無気力になってしまっていると言えます。
やりたいことではなくやるべきことをやらなければと考えているので焦りが生じます。
ダメな自分は何かをやらなければいけないと考えてやるべきことを探してしまいます。
本当はこれがしたいということは人間誰しも一つや二つあるはずです。
でもそれは現実的ではない常識的ではない金にならないなど理由をつけて諦めていませんか?
本当にやりたいことを否定してやりたくないことをやっていれば当然無気力になります。
そして本音ではやりたくもないやるべきことをしなければいけないと感じているので焦りが生まれます。
何もしたくないのに焦りを感じる人の対処法
この状態を改善するにはたった2つの習慣でいいです。
それぞれ説明していきます。
本音を尊重し表現する
1つ目は本音に向き合い認め受け入れることそして本音に従って表現することです。
具体的にどうやればいいのかを説明します。
本音ではこんなことしたくないあれがしたいと思っていたらまずそのことを否定しないで認め受け入れます。
次にその本音を十分に肯定してあげます。
そして心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつでも大丈夫なので本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出していきます。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとやりたいことがやれるようになります。
本当にやりたいことがやれるので何もしたくないという無気力や何かしなければいけないという焦りを感じることもなくなります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
やっぱり本音を出すのは怖いという人もいるでしょう。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるようになってから表現することを推奨しています。
焦らずにじっくりとやってみてほしいと思います。
本音で生きることへの抵抗
本音に従ってありのままの自分で生きるというと自己中だと思うかもしれません。
そしてそんな自分は他人から非難されたり見捨てられるのではないかという恐怖もあるかもしれません。
ですが本音を押し殺してまで維持しないといけない人間関係の方が問題ではないでしょうか。
その人はあなたの本音を我慢しないと言うことを聞いてくれない人だと言えます。
そんな関係を無理して維持する必要などあるでしょうか?
本音を出すことで去って行く人もいるかもしれませんが、新たに出会う人もいるでしょう。
その新たに出会う人を大切にすればいいんです。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
もしそれでも自己中になるのが怖いというのであれば次の点だけ気を付ければ大丈夫です。
自己中とは「私が好きにするからあなたは我慢してね」という他人を尊重しない考えです。
ありのままとは「私も好きにするからあなたも好きにしてね」という自他ともに尊重する考えです。
この点だけを覚えておけばあなたが自己中になることはないでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
そうはいってもやっぱり本音を出すのには勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つを方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
何もしたくないと焦りを感じている人は自己否定が強く自分には価値がないと感じています。
だからこそ価値ある自分になるために何かをしないといけないと焦りを感じてしまいます。
しかし何かをすれば自分には価値があると思えるのだとするとそれができないとき自分には価値がないとなってしまいます。
これは条件付きの承認にすぎません。
いつまでたっても何かができないと自分には価値がないという感情に追われます。
これを脱却するにはありのままの自分を認めることが必要です。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげてください。
継続していけば自分で自分の心を満たすことができて自己肯定感が上がります。
ありのままの自分でいいんだと思えるようになり何かしなければいけないという焦りはなくなるでしょう。
またありのままの自分に自信が持てて本音を表現することも簡単になるでしょう。
そうすればやりたいことをやれる人生になり前向きに生きられるようになっていきます。
何もしたくないのに焦りを感じる人へ最後に
何もしたくないのに焦りを感じる人に本音を大切にすることが重要だと説明してきました。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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