こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
依存体質で悩んでいる人も多くいます。
そのような依存体質な人について特徴と原因そして抜け出す方法を解説します。
依存体質の特徴
依存体質な人は人や物で自分の心の虚しさを埋めようという心理が強いです。
依存体質の人は自分には価値がないと思っています。
なので自分の外にある人や物で自分の欠けた価値を補おうとします。
それが行き過ぎると依存になります。
依存体質な人は自分に価値がないと思ってるつまり自信がないと言えます。
自分の外の人や物が自分を満たしてくれると思っています。
それがないと生きていけないとまで思ってしまいます。
それほどにまで自分には価値がないと思っています。
これはかなり深刻な状態といえます。
依存体質になる原因
依存体質になる原因の多くは親からありのままの自分を認められなかったからです。
ありのままの自分を認められずに否定をされたので自分には価値がないと思い自信がなくなりました。
否定をされた欠けた心を補うために何かに依存します。
しかし何かを手にしても自分の価値が上がるわけではないのでいつまでも外部の存在に依存し続けます。
これを抜け出すには依存対象を手に入れれば自分の価値が上がるという考えをやめて自分の価値を本当に上げる必要があります。
依存体質を抜け出す方法
依存体質を抜け出す方法を3つ紹介します。
これらを実践すれば依存体質を根本的に治せるでしょう。
自分で自分の心を満たす
何かに依存してしまう人というのは自分の心の空虚さを何かで埋めようという心理が働いています。
他人や物などで自分の心を埋めようとするといつまでもそれに振り回される人生が続きます。
そこで改善するには外部のものによって満たすのではなく自分自身で満たす必要があります。
具体的にどうやればいいのかというと他人から言われたい言葉を自分で自分に言うことです。
そうすることで他人に埋めてもらいたいと思っていた心を自分で埋めることができるようになり依存することがなくなっていきます。
こう言われたらうれしいという言葉を自分で自分に言うことをしてみましょう。
そうすることで他人から得たいと思っていた承認を自分で満たすことができるようになります。
依存体質の人の場合親から言われたいことや恋愛対象から言われたい言葉であることが多いでしょう。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
継続すれば心が空虚で欠けているという感覚が消えていき依存体質から抜け出せます。
本音を尊重し表現する
依存体質になるのはありのままの自分を認められなかったからでした。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
つまり自分の本音を認められなかったということです。
依存体質の人は自分の本音を言うことが苦手です。
他人の目を気にして自分の本音を抑えています。
そこで依存体質を抜け出す方法として考えられるのは自分の本音を認めることが挙げられます。
本音を認めることでありのままの自分を認めることが出来て自信がつき依存体質もやめられるようになります。
具体的にどうしたらいいのか説明します。
本当はこうしたいのにできない、こう思ってるのに言えないといった本音を探り出します。
次にその本音を認め受け入れることをします。
そして本音を十分に肯定してあげます。
それができたら本音を少しずつ表現するようにします。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分で生きることができるようになります。
他人の目を気にすることなく自由に自己表現できるようになります。
自分には価値があると思えるようになり依存体質も治っていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音と向き合い表現することへの抵抗
本音と向き合い表現することは抵抗を感じる人もいると思います。
内面で向き合うことまではできても表現することは怖いという人もいると思います。
依存体質の人は自信がないので他人からどう思われるかを過剰に気にしています。
本音を出せば否定されたり見放されたりすると恐れています。
確かに本音を出せば去っていく人もいるでしょう。
そのような人はそもそも必要ない関係だったのではないでしょうか。
本音を我慢して無理やり維持している関係は本当にあなたのためになるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいると思います。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
依存体質の人にとっては他人が離れていくというのは受け入れがたいかもしれません。
ですがその人が本当に自分のためになる人なのかはよく考えてみた方がいいと思います。
今のあなたにはその人がいないと生きていけないと感じているかもしれませんが自分に自信を持った後のあなたには必要ない人なのかもしれません。
とはいえいきなり本音を出すのは難しいと思うのでまずは心の中で自信をつけることからやってみてください。
感情を感じきる
最後に紹介するのは感情を感じきるです。
依存体質の人は心の中に虚しさを抱えていたり依存対象が離れていくことに不安を抱えています。
その感情を解放することで依存体質を抜け出すことをやっていきます。
感情には向き合って感じきると解放されるという性質があります。
逆に感情を抑えて抑圧すると心の中で増幅します。
そこで感情と向き合い感じきることで解放をしていきます。
具体的にどうやるかというと虚しいとか不安だという感情が湧いたときに一緒に体にも不快感が湧くと思います。
胸が締め付けられるとか胃が痛いとかみぞおちが重いとか何かしら身体感覚があると思います。
その体の不快感に集中するように感じきります。
これを続けることで体の不快感が解放されていきます。
それに伴ってネガティブな感情も湧かなくなっていきます。
依存体質を抜け出す方法について最後に
依存体質について解説してきました。
これらの方法を実践すれば着実に依存体質が治っていき自分に自信をもって生きられるようになるでしょう。
他人に振り回されることなく自分の人生を生きられます。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
コメント