こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
理想が高いことが悩みの人もいるので理想が高い事で悩んで直したい人のために改善法を教えます。
理想が高いことは一見いい事のようですが悩みと隣り合わせです。
理想が高い心理と原因を考え改善法を書きます。
理想が高い心理
理想が高いというのは自分に見合わないものを望んでしまうということです。
なぜ自分に見合わないものを望むのかというと自分が欠けていてそれを補うために価値のあるものを手に入れないといけないと思っているからです。
理想が高いのは自信がないからだと言えます。
自信がないので自分には価値がないと思っています。
何か価値の高いものを手に入れれば自分の価値も上がると思っています。
なので理想が高くなります。
価値の高いものを手に入れれば自分にも価値があると思えるのにというのが理想の高い人の心理です。
それほどまでに自分には価値がないと思ってしまっています。
自分の欠けた価値を理想のもので補うことができると思い込んでいますが何かを手に入れたところで本当の意味であなた自身の価値が上がるわけではありません。
手に入れた後は無くすことに恐怖をしたりさらに上のものを手に入れなければならないと感じて心は休まらないでしょう。
理想が高い原因
それでは理想が高い原因について考えていきます。
理想が高いのは親からありのままの自分を認められなかったので何かをクリアしてやっと認められたという経験が原因です。
そのクリアしたことを誇りに思っているので理想として持ってしまいます。
またクリア出来ていないことに対してもクリアすれば自分を認められると思いこれも理想が高くなる理由です。
ある基準をクリアすれば自分を認められるのにという気持ちがあります。
それでは自信がないことが理想が高い根本原因でしょうか？
さらに深い原因があります。
自信がない原因
自信がないことにも原因があります。
それは本音を押し殺しているからです。
親からありのままの自分を認められなかったので本音を押し殺してしまい、自分の意見に自信がなくなってしまいました。
本音を出したら認められないという不安や恐怖を持っています。
理想が高いということはありのままの自分には価値がないと感じているということです。
ありのままの自分には価値がないので価値のあるものを手にすれば自分を認められると思っています。
理想が高いのを直したい人へ
では理想が高いのを治すにはどうしたらいいでしょうか。
それにはありのままの自分に価値があると思えるようになることが必要です。
そこでありのままの自分に価値があると思えるようになるワークを紹介します。
本音を尊重し表現する
理想が高いのを直すには本音を大切にすることが考えられます。
本音を認め受け入れ表現することでありのままの自分で生きられるようになり、理想を高く持つ必要がなくなります。
ありのままの自分でいいんだと思えるようになり理想を追い求めることをしなくなります。
具体的にどうすればいいの説明します。
まずは無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめるようにします。
本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
ここまでは内面での作業になります。
本音を十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現することをしてみます。
慣れてきたらどんどん本音を出すようにして最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分でいいと思えるようになります。
ありのままの自分でいいと思えるので何かを求める気持ちがなくなります。
そして理想が高いのも直っていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
本音を出したら他人から批判されたり見捨てられるのではないかと心配な人もいるかと思います。
確かに本音を出せば去っていく人もいるでしょうし、その代わりに新たに出会う人もいるでしょう。
去っていく人はあなたが本音を押し殺していないと付き合ってくれないような人です。
そのような関係は本当に必要ですか？
あなたの幸せのためになる関係ですか？
我慢してまで維持しないといけない関係はなくなっていいのではないでしょうか。
そして新たに出会う人を大切にすればいいんです。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれるので安心して生きられるようになります。
ありのままの自分で生きられるようになれば他人からどう思われるのかも気にならなくなっていきます。
他人に言われたい言葉を自分で自分に言う
次に自己肯定感を上げて自分を満たす方法として他人に言われたい言葉を自分で自分に言うことを紹介します。
これはどういうことかというと私たちは他人からどう思われるか何を言われるかを気にして生きています。
そして他人に認められれば喜び拒絶されれば落ち込みます。
どこまでも他人軸であり他人の言動に一喜一憂してしまいます。
この不毛な状態を脱するために他人から承認を得ようとするのをやめて自分で自分を認めることが必要になります。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことで自分を満たします。
どのようなことを言われたいかは人によって違うので自分の心と向き合ってみてください。
ただ理想が高い人というのは親から認めてほしかったという気持ちが強いと思うので親にこんなことを言ってほしかったという感情が強いと思います。
なので案外幼稚な言葉が欲しいと感じている人が多いでしょう。
「すごい」「えらい」「あなたには価値がある」といった言葉が多いように予想されます。
こう言った言われたい言葉を自分で自分に言ってあげましょう。
理想が高い悩みを直したい人へ最後に
理想が高いことの改善法について書いてきました。
この方法を実践すれば着実に理想が高い悩みは解消されていきます。
他人の目を気にすることなく自由に生きられるようになっていきます。
理想を追い求めるのではなく等身大の自分を受け入れることができるようになります。
ただ長年の習慣を変えることになるので地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先には晴れやかな心が待っています。
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