こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
強い承認欲求に困っている人も多いと思います。
そこで承認欲求が強い人の原因と本当の満たし方を紹介します。
本当の承認欲求の満たし方をすることで悩みは解決することができます。
承認欲求が強い人の心理
承認欲求が強いととにかく他人が中心の他人軸になります。
何事も他人がどう思うかが行動基準になりとても生きづらいです。
他人からどう思われるかを常に気にし続けて心は休まることがありません。
他人から評価されれば自分には価値があると思っているので他人からよく見られることに必死になります。
SNS疲れという言葉もあるように承認欲求をSNSで満たそうとしていると疲れが来てしまいます。
いつも自分が他人からどう思われるかを気にしてよく見られたいという心理が働く人や逆に迷惑行為をして注目されようという人もいます。
どちらにせよ自分に関心を引いてもらうことで自分には価値があるのだと思いたいという心理があります。
承認欲求が強い原因
対人関係の基盤は親子関係にあります。
大人になって対人関係で問題がある場合親子関係で問題がなかったかを考える必要があります。
承認欲求が強い原因は幼少期に親からありのままの自分を愛してもらえなかったことが考えられます。
ありのままの自分を愛してもらえなかったので大人になってからも他人から愛をもらおうと奔走します。
親から愛情を貰えなかったので心が欠けているという感覚がありそれを満たすために他人から愛情を貰おうとします。
それすらできないと感じる人は逆に迷惑行為をして注目されようとします。
どちらにしても承認欲求が強い原因は親に愛されなかったという経験です。
承認欲求が強い人の特徴
ありのままの自分を愛してもらえなかったので愛を渇望していて他人から認めてもらおうと必死になります。
〜〜だから自分には価値があるという条件付きの自己愛を持っていて〜〜な自分はすごいと思われたくて過剰にアピールします。
ありのままの自分では価値がないと思っているので自分に自信がありません。
自信がないので他人に認めてもらうことで自分には価値があると思い込もうとします。
自分には価値があるすごいと思われたいので虚栄心も強いです。
人からの注目を集めることで自分には価値があると証明しようとします。
承認欲求が強い人は例外なく心に虚しさを抱えています。
親から愛されなかったという感情を引きずっています。
承認欲求の満たし方
次に承認欲求の満たし方を考えていきます。
まずは一般的な承認欲求の満たし方を考え、次に私の承認欲求の満たし方を紹介します。
一般的な承認欲求の満たし方
一般的には承認欲求の満たし方というとSNSで自分はすごいと言う自己顕示欲アピールをすることで満たすというのが挙げられます。
しかしこれは一時的に満たされたと錯覚をするだけで心の空虚さは満たされません。
そしてまた自己顕示欲アピールをするループに陥ります。
このループに終わりはありません。
他人から承認を得ようと考えている限り終わりはないです。
いつまでも他人からどのように思われるかに怯える人生が続きます。
自分の価値が本当に上がったわけではないのでいつまでも承認欲求を満たす沼にハマります。
ではどうすれば本当に承認欲求を満たすことが出来るのでしょうか。
本当の承認欲求の満たし方
真の意味で承認欲求を満たす方法があります。
それにはまずありのままの自分の本音を知る必要があります。
なぜかというと先程承認欲求の原因はありのままの自分を愛してもらえなかったことだと言いました。
愛してもらうために本音を押し殺して他人に認めてもらおうとありのままの自分を否定してきました。
その本音と向き合うことが必要なのです。
自分が本当はどう思っているのかを知らなければ真の意味で承認欲求を満たすことはできません。
本音を知り自分が本当は何を求めているのか探り出します。
自分で自分の承認欲求を満たす
自分が本当は何を求めているのかわかったら自分で自分の承認欲求を満たします。
他人に満たしてもらおうとするといつまでも他人の評価に振り回されることになります。
なので他人によらず自分自身で承認欲求を満たす必要があります。
具体的には他人から言われたい言葉を自分で自分に言ってあげます。
本音では何を言われたいのか向き合います。
多くの場合幼少期に親に言われたかったことが思い浮かぶでしょう。
「えらいね」「すごいね」といった賞賛の言葉や「好きだよ」「愛してるよ」といった受容の言葉が多いと思います。
人それぞれ言われたい言葉は違うので自分の本音と向き合いましょう。
これを続けることでありのままの自分でも満たされるのを感じます。
等身大の自分でもいいのだと思えるようになり承認欲求はなくなっていきます。
自分で自分を慰めるようで虚しいと最初は感じる人もいるでしょう。
ですが他人の評価で自分の価値を上げようとしてもいつまでも心は満たされません。
自分で自分の価値を上げなければいつまでたっても空虚さから逃れることはできません。
やってみれば他人に評価されるよりも自分に評価されるほうが嬉しいとわかると思います。
本当にあなたが欲しかったのは自分からの承認だったと気づくでしょう。
自分の本音を大切にする
さらに自分を満たす方法を紹介します。
これもありのままの自分を満たす方法です。
本音を尊重し表現する
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重して表現できるようになるとありのままの自分でいいのだと自信がつくようになります。
承認欲求が強い人は自分の本音を押し殺し他人からどう思われるかを過度に気にしています。
なのでいつも心は休まりません。
本音を出して生きられるようになるとありのままの自分で生きることができて心の中に葛藤がなくなります。
人からどう思われるかではなく自分がどうしたいかを基準に着られるようになります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
承認欲求が強い人は少しでも自分がいいように見られたいと自分を偽っています。
本音のありのままの自分を出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかと恐れています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ですがそれはいい意味で変わります。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、新しいありのままの自分でいられる関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるかもしれません。
その人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれない人だったということです。
そのような関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
それに去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人との関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
この関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
承認欲求の満たし方について最後に
本当の意味で承認欲求を満たす方法を書いてきました。
他人から承認を得るのではなく自分で自分を認めるというのは物足りなくつまらないかもしれません。
ですがやってみるとこれが本当に自分が望んでいたものだったのだとわかります。
自分が本当に望んでいたのは自分に認められることだったのだと気づけます。
ぜひこれらの方法をやってみてください。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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