こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
怒られるのが怖くてすぐ泣くと悩んでいる人もいるようです。
そんな人へ怒られても泣かない方法を3つ紹介します。
まずは怒られると泣く心理と泣いてしまう原因を解説し最後に怒られても泣かない方法を紹介します。
怒られるのが怖いから泣く心理
怒られると泣いてしまうのは自分を否定されたと感じて傷つくからです。
普通傷つくというのは他人によって傷つけられたと感じています。
ですがよく心理を分析すると自分で自分を否定している点を指摘され傷をえぐられたので傷ついています。
例えば「あなたは馬鹿だ」と言われたとします。
自分を馬鹿だと思っていない人は当たり前ですが傷つきませんし何とも思いません。
ところが自分を馬鹿だと思っている人は傷ついてしまいます。
このことから傷つくというのは自分で自分を否定している点を指摘され傷をえぐられたからだとわかります。
つまり他人はトリガーにすぎず傷つく理由は自分の自己否定にあったのです。
怒られるのが怖いという人は自分で自分につけた傷を指摘され否定されるのが怖いということです。
そしてその怖さから泣いてしまいます。
怒られるのが怖いから泣くようになった原因
怒られると泣いてしまうようになった原因は多くの場合親から否定的な言葉をかけられたという経験があるでしょう。
親から否定的な言葉をかけられたので自分には欠点がたくさんあると思っています。
そしてその欠点を指摘されると傷をえぐられて傷つき泣いてしまいます。
これが怒られるとすぐ泣いてしまう原因です。
また逆に怒られなれていない怒られる経験が少ないから怒られるのが怖いという人もいるでしょう。
その人の場合も結局同じで自己否定をしている点を指摘されるのが怖いのです。
どのような理由であれ怒られるのが怖いというのは自分でつけた傷をえぐられるのを恐怖しているといえます。
怒られても泣かない方法
怒られたら泣いてしまうのは自己否定をしているからでした。
自己否定をしている点を指摘されたので図星で傷つき泣いてしまうのです。
では克服するには自己否定をやめて自己肯定をすればいいとなります。
しかし自己肯定をするといわれてもピンとこない人が多いでしょう。
自己肯定とはありのままの自分でいいと思えることです。
ありのままの自分とは本音のことです。
つまり自分の本音を肯定すれば怒られたらすぐ泣くことは改善できます。
本音を尊重し表現する
では具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に自信が持てるようになり怒られても泣かなくなっていきます。
ありのままの自分を認められているのでダメなところも含めて自分は自分だと思っているので傷つきません。
ダメなところはあるけどそれも自分だから別に良いと思っているので指摘されても平気になります。
例えば「あなたは馬鹿だ」と言われるのが怖いと思っていた人は馬鹿な自分を受け入れることができるようになれば他人に否定されても大丈夫になります。
確かに自分は馬鹿かもしれないけどそんなことで自分の価値は変わらないと思えるので怒られても泣かないようになります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいると思います。
怒られたらすぐ泣いてしまう人は他人からどう思われるかを過剰に気にしています。
本音を出したら否定されたり見放されると恐れています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ですがそれはいい意味で変わります。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、新しいありのままの自分でいられる関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれないような人だったということです。
その関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
この関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
この関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
いつも本音を表現してありのままの自分で生きているのであなたのことを怒ったりする人はいなくなっていきます。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せればありのままの自分を認められて怒られるのが怖くなくなるかもしれないけどその勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つを紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
怒られるのが怖いから泣く人は親からありのままの自分を認めてもらえなかったという経験があります。
他人から認めてもらうという経験が不足しているのでそれを自分で補います。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分にいってあげてください。
続けているうちに自分で自分の心を満たすことができて自己肯定感が上がり自信がつきます。
ありのままの自分に価値があると思えるので他人から怒られても気にならなくなります。
自信があるので本音を表現することも簡単になるでしょう。
ありのままの等身大のあなたで生きているので隠す汚点はありません。
なので他人から指摘されても自分は自分だと思えて気にならなくなります。
怒られるのが怖いから泣く人へ最後に
怒られたらすぐ泣いてしまう人へ克服法を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に自分に自信が持てて他人から何を言われても気にならなくなっていくでしょう。
自信をもって生きることができるようになります。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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