こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
自己受容が大切だとわかっているけどできないという人は多いと思います。
そのような人のために本記事では自己受容をするための具体的な2つのトレーニングを紹介します。
自己受容とは
そもそも自己受容とは何かについて解説します。
自己受容とは長所と短所も全てを受け入れることを言います。
つまりありのままの自分を受け入れるということです。
そうは言っても頭ではわかっていてもできないという人もいるでしょう。
自己受容ができない心理を次に考察します。
自己受容ができない心理
自己受容とはありのままの自分を受け入れることでした。
ここでありのままの自分を受け入れることができないという問題にぶち当たる人が多いです。
私たちは何かが出来たら認められるという考え方にあまりにどっぷりと浸かっています。
親や学校の教育でも何かができるから評価されるという経験をしてきたので自己受容がどうやればいいのかわかりません。
自己受容できない原因
自己受容できない原因は多くの場合親にあります。
親にありのままの自分を認められなかった経験からどのように自己受容していいいのかわかりません。
ありのままの自分を認められた経験がないのでそもそもどうやればいいのかわからないのです。
自己受容するには親に与えられなかった承認を自分で与えることが必要です。
自己受容する2つのトレーニング
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
つまり自己受容とは本音を受け入れることなのです。
漠然としていたありのままの自分を受け入れるということよりもだいぶ具体的になり理解しやすいと思います。
本音を尊重し表現する
では実際にどうやればいいのかを解説します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で本音を十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現することをします。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に自信が出て自己受容できるようになります。
今まで否定をしてきた自分の本音を大切にすることで自分の短所も含めて受け入れていきます。
短所も含めてありのままの自分を受け入れ表現できるようになっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて本音を表現するのは一朝一夕でできることではありません。
なので地道にやっていくことが必要です。
本音を出すことへの抵抗
こう言われると本音を表現するのは怖いという人もいるかもしれません。
自己受容したい人とは今は自己否定をしている人です。
その否定している自己を表現すれば他人からも否定されたり見放されたりするのではないかという恐怖がある人もいるでしょう。
ですが説明してきた通り自己受容するためには本音で生きる必要があります。
あなたは自己受容したくてここにたどり着きました。
それならば勇気を持ってやってみませんか。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
心の中でまずは本音を尊重することができるようになってから表現することを勧めています。
まずは自分と向き合うことから始めてみてください。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ですがそれはいいことなんです。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、新しいありのままの自分でいられる関係が始まります。
この関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
他人から言われたいことを自分で自分に言う
次にやってほしいのは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
これは自己肯定感を高めてありのままの自分に自信を持ち根拠のない自信をつけるためにやります。
本音を表現するのがいいとわかっていても自信がないと難しいです。
そこで他人から得ようとしている承認を自分で自分に与えることで自己肯定感を上げます。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を自分にかけてあげることで自分の心を満たします。
そうするとありのままの自分に自信がつき本音を表現することもできるようになっていきます。
自己受容できない人へ最後に
自己受容の具体的なやり方を解説してきました。
この方法を実践すれば自己受容ができて今の自分でいいと思えるようになります。
短所も含めてありのままの自分なんだと受け入れることができます。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先には晴れやかな心が待っています。
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