こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
上っ面だけの人間関係しか築けないと悩んでる人もいるようです。
そのような人のために上っ面だけの人間関係しか築けない心理と原因そして改善法を解説していこうと思います。
上っ面だけの人間関係しか築けない人の心理的特徴
上っ面だけの人間関係しか築けない人の心理的特徴を分析していきます。
相手の反応を気にしている
上っ面だけの人間関係しか築けない人は相手の反応を過剰に気にしています。
相手からどのように思われるのかを気にして本当の自分を出せません。
本当の自分が出せないので薄い上っ面だけの人間関係しか築けません。
他人との間の心理的障壁が厚く常にどう思われるか警戒をしています。
嫌われるのを恐れている
上っ面だけの人間関係しか築けない人は嫌われるのを過度に恐れています。
自分の価値が他人からの評価に直結しているので他人から嫌われると自分の価値も落ちてしまいます。
そこで他人から嫌われないように必死になります。
素の自分を出したら嫌われると思っているので偽りの自分を演じて上っ面の人間関係しか築けません。
上っ面だけの人間関係しか築けない原因
ではなぜ上っ面だけの人間関係を築くようになってしまったのでしょうか。
それをこれから解説します。
上っ面だけの人間関係しか築けないないのは自信がないから
上っ面だけの人間関係しか築けないのは自分に自信がないからです。
自分には価値がないと思っているので自分をさらけ出すことができません。
そして偽りの差し障りのない自分を演じてしまい上っ面だけの人間関係しか築けません。
ではなぜ自分には価値がないと思うようになったのでしょうか。
上っ面だけの人間関係しか築けない原因は幼少期にある
対人関係の基盤は親子関係にあります。
対人関係で問題があるなら親子関係に問題があった可能性が高いです。
対人関係が上っ面なものなら親子関係も上っ面なものであった可能性があります。
親子関係について何か思い当たる節はあるでしょうか。
もしあるのならそれが原因です。
多くの人は親にありのままの自分を認められなかったという経験があるでしょう。
ありのままの自分を認められなかったので自分には価値がないと思うようになりました。
そしてこんな自分では認めてもらえない受け入れてもらえないと思うようになり自分を偽るようになりました。
つまり上っ面の人間関係しか築けないのは親からありのままの自分を認めてもらえなかったことに原因があります。
親との間で情緒的な交流がなかったので自分を偽り気を遣って接してきました。
そしてその癖が抜けないまま大人になりました。
上っ面だけの人間関係をやめる方法
上っ面だけの人間関係しか築けないのをやめるには親に認めてもらえなかったありのままの自分を自分で認めることが必要になります。
自分の本音を尊重し表現する
具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に自信が持てて上っ面だけの自分をやめることができるようになります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思うかもしれません。
本音を出せば否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかと恐れていると思います。
ありのままの自分を認められた経験が少ないので他人に自分をさらけ出せば嫌われると思っています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ですがそれはいい方向に変わります。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、新しいありのままの自分でいられる関係が始まります。
中にはあなたの元から去っていく人もいるかもしれません。
ですがそんな人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれない人だったということです。
そんな関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
この関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
自己肯定感を上げて自信をつける
確かに本音を出せれば上っ面だけの人間関係は改善できるかもしれないけどその勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
上っ面だけの人間関係しか築けない人は親からありのままの自分を認めてもらったという経験が不足しています。
この経験不足を補うために自分で自分を認めてあげます。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分にいってあげてください。
続けていくうちに自己肯定感が上がり自信がつきます。
自信がつけば本音を表現することも簡単になっていくでしょう。
上っ面だけの人間関係しか築けない人へ最後に
上っ面だけの人間関係しか築けない人へ改善法を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
上っ面だけの人間関係は終わり情緒的な関係が築けるようになるでしょう。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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