こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
満たされない承認欲求をなくしたい手放したい改善したいそして自己肯定感を上げたい人向けに承認欲求を手放す方法と満たす方法を紹介します。
感じ切って手放す方法と自分で承認欲求を満たす方法、ありのままの自分を受け入れる方法について書いていきます。
どれも簡単にできる方法で効果もあるのでおすすめします。
承認欲求をなくしたい手放したい自己肯定感を上げたいと感じている人は生きづらさを抱えていると思いますが、確かに承認欲求をなくせば心が楽になり生きやすくなります。
承認欲求を持っているとなぜ苦しく満たされないのか
承認欲求とは認められたい・受け入れられたい・愛されたいといった欲求のことですが、これらの欲求は他人に依存し振り回されたり、他人の目を過度に気にしたりしてしまい持っていると苦しみが多くなります。
他人の要求に応えようという気持ちやそれができないと他人の目を気にして関わらないようにしようと思ったりと真逆ですが結局他人の存在に自分の心が大きく左右されそこに苦しみが生まれやすいです。
承認欲求の原因
対人関係の基盤は親子関係にあります。
大人になって対人関係で問題がある場合親子関係に問題がある可能性が高いです。
承認欲求が強いのは子供の時に親に甘えられなかった人がほとんどです。
子どもの時に満たされなかった認められたい愛されたいという思いを大人になってから他人を通して満たそうとします。
自己肯定感が低いと承認欲求が強くなる
自己肯定感が低いと自分に自信がなくなるので物事の評価基準が他人の意見になります。
そのため自己肯定感が低いと承認欲求が強くなります。
いつも他人の顔色を伺って他人にどう思われるかが行動基準になってしまい生きづらいです。
承認欲求を手放し改善する方法
私の承認欲求のなくす方法として3つ紹介します。
ではそれぞれ順番に説明していきます。
感情を感じ切る
承認欲求の手放し方はネガティブ感情を感じ切るという以下の記事の方法を応用します。
上記の記事で詳しく解説しているので詳細の説明は簡単に済ませますが、感情は感じ切ると消滅していく性質があります。
そこでネガティブ感情の中でも厄介な承認欲求に集中して消去していこうというのが本記事での提案です。
「認められたい」「受け入れられたい」「愛されたい」という欲求とその時湧き上がる感情を感じ切ります。
承認欲求が沸き起こると体にも不快感が湧いてくると思います。
その肉体感覚の不快感を感じ尽くすようにします。
そうすることで承認欲求が減っていくことが体感できると思います。
また「認められなくても構わない」「受け入れられなくても構わない」「愛されなくても構わない」と逆のことを思うことであえて不快感を浮かび上がらせて感じ切るという方法もおすすめです。
~なくても構わないと思うと恐怖や嫌だという気持ちが強く湧いてくると思いますが、その感情と不快感を感じ切ります。
承認欲求に付随する不快感を感じ切ることがポイントです。
自分で承認欲求を満たす
満たされない承認欲求を他人ではなく自分で満たすことで手放せるようになるという方法を紹介します。
自分で承認欲求を満たすことができれば他人から得る必要がなくなります。
承認欲求も手放せて他人の目を気にして振り回されることも減ります。
では具体的にどうやればいいのかというとシンプルで、他人に言われたい言葉を自分で自分に言ってあげる(心の中でも可)というものです。
他人から得て満たそうとしている承認欲求を自分で満たそうということです。
どのような言葉を他人からかけて欲しいかは人それぞれ違いますが、よくあるパターンは「すごい」「偉い」といった称賛の言葉や「好き」「愛してる」といった受容の言葉が多いと思います。
このような自分にとって足りないと思っている言葉を自分で自分に言ってあげることで満たされない承認欲求を満たし自己肯定感を上げていきます。
ありのままの自分を受け入れる
ありのままの自分を受け入れるとはダメな自分を受け入れるということです。
ダメな自分だから何かを得たり達成して承認されたいと思うわけです。
つまり承認欲求を持つということは今のありのままの自分を否定しているといえます。
欠けていて足りないダメな自分を受け入れることで今の自分ありのままの自分でもいいと思えるようになり承認欲求を持つことが減っていきます。
具体的な方法としては「ダメな自分でもいいんだよ」と自分に言ってあげることが挙げられます。
他には「~すべきなのにできないダメな自分」だと思っていたら「~できなくてもいいんだよ」と自分に言ってあげることです。
自己否定するということはこんな自分では他人から受け入れられないと思っているということです。
自己否定と承認欲求は表裏一体のようなものなので自己否定をしていることに気づいたら自己肯定してあげるようにしていきます。
以下の記事も参考になると思うので添付しておきます。


またありのままの自分で生きることは本音に従って生きるということです。
悩みとは本音と建前のギャップの大きさのことだ言えます。
本当はこう思ってるこうしたいのに他人の目が気になってできないというフラストレーションが溜まるほど悩みは大きくなります。
そこでありのままの本音を認め表現することが重要になります。
具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは無意識的に本音を押し殺していることに気づけたらそれをやめます。
次にその本音を認め受け入れるようにします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
そして十分に本音を尊重できるようになったら本音を表現することは少しずつします。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きることができるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分で生きることができるようになります。
ありのままの自分で生きることができれば自分に自信が持てて他人から認められたいという思いも減っていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
承認欲求の満たし方で手放す効果
承認欲求を手放すことの何がいいのかその効果を解説していこうと思います。
承認欲求が満たされないと常に他人からの承認を得ようとしてしまいます。
また他人を承認欲求を満たす道具だと考えてしまう人もいるでしょう。
逆に承認欲求が強すぎ他人の目を気にしすぎて関わらないようにしようという人もいるでしょう。
承認欲求が減れば他人に振り回されることや他人の目を気にすることが減っていくので生きやすくなります。
生きづらい人というのは他人の目を過度に気にしすぎているといえます。
自分の価値や評価を他人に依存しているので他人からどのような評価を下され価値を判断されるのかを恐れているといえます。
そして他人の意に沿えない自分はダメだと自己否定をすることになるでしょう。
承認欲求を手放すとこのような他人の目を気にする気持ちが減っていき自己肯定感が上がります。。
結果的に承認欲求が手放せると人の目を気にせず自由に振る舞えるようになっていき心が楽になるといえます。
承認欲求の満たし方と手放す方法について最後に
ここまで承認欲求を持ちつづけることのデメリットと満たし方と手放す方法を書いてきました。
承認欲求が強いと生きづらいというのは納得されたかと思います。
承認欲求のなくし方を3つ紹介しましたが、どれからやればいいかわからないという場合はまず感情を感じ切ることからやってみるのがいいと思います。
一番効果が感じられしかも簡単なのでやりやすいと思います。
そして心が楽になってきたら他の2つを追加するというのが個人的にはおすすめです。
まずは自己否定感をなくしてから自己肯定感を上げていくという段階になっているのでやりやすいと思います。
コメント
[…] 承認欲求を感じ切って手放し心を楽にする […]