こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
道化を演じてしまうのをやめたいという悩みを持っている人も少ないようですがいるようです。
そんなあなたのために本記事では道化を演じるのをやめる方法を紹介したいと思います。
道化を演じる心理
道化を演じるのは場の空気が壊れることへの恐怖心です。
雰囲気が悪くなりそうになると自分がおどけて道化を演じて空気を悪くさせないようにしてしまいます。
これはある意味自分が犠牲になって周りの空気を保っているといえます。
場の空気が壊れることが怖くてたまらないので自分を犠牲にしてまで和ませようとします。
ではなぜこのような言動をする心理になったのでしょうか。
道化を演じる原因は家庭環境にある
空気が壊れるのを恐れ道化を演じてしまう原因は家庭環境にあります。
家庭環境が悪く雰囲気が悪くなることが多かったので、子供ながらに何かできないかと思うようになり自分がふざけおどけて道化を演じることで場を和ませたという経験があります。
道化を演じる原因は場の空気が悪くなる恐怖心にあるといえます。
ふざけておどけて表面的には明るいキャラを演じていますが内心ではとても恐怖心が強いです。
空気が悪くなることにあまりに過敏でどうしてもそれを避けたいという気持ちが強いです。
道化を演じるのをやめる方法
道化を演じるのをやめるためにはまずは自分が空気が悪くなることに異常な恐怖心を持っていると自覚することです。
そしてそれは家庭環境が原因であると認識することです。
道化を演じて雰囲気を保とうという心理が自分にはあることを自覚します。
そして道化を演じるために本音を押し殺していることに気づきます。
本音では本当はこんなことしたくないのに空気を読んでやってしまうということを認識します。
そして本当はありのままの自分を出したいのだということに気づくでしょう。
本当は自分の本音を出したいのにそれができないことが悩みの根本です。
道化を演じるのをやめる具体的な方法を書きます。
道化を演じてしまうのは本音よりも空気を読んで建前で生きているからでした。
そこで本音を大切にすることが重要です。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやるのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを着実に歩めば道化を演じるのをやめることができます。
しかしこの方法は道化を演じてしまうほどに他人を恐れている人には難しいかもしれません。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるようになってから表現することを推奨しています。
焦らずにじっくりと自分の心と向き合ってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思ってしまう人がほとんどだと思います。
道化を演じてしまう人は他人からどう思われるかを極度に気にしています。
本音を出したら他人の気分を害するということを極端に恐れています。
自分のせいで場の空気が悪くなりことはどうしても避けたいと思っているでしょう。
本音を出せば否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかという恐怖もあるでしょう。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの元を去っていく人もいるかもしれません。
ですがそのような人はあなたが我慢していないと相手をしてくれないような人だったということです。
そのような関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せれば道化を演じることはやめられるかもしれないけどその勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つを方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
道化を演じてしまう人は親の顔色を伺って育ちました。
家庭環境が悪くありのままの自分を認めてもらったという経験が不足しています。
そこで親の代わりに自分で自分を認めてあげることをします。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分にいってあげてください。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
続けていくうちに自己肯定感が上がり自信がつきます。
自信がつけば本音を出してどう思われてもいいやと思えるようになっていきます。
そうすれば道化を演じることなく自然体のあなたで生きることができるようになっていくでしょう。
恐怖を感じきる
道化を演じてしまう人は場の空気が悪くなることへの異常な恐怖心があります。
この恐怖心を解放していきましょう。
感情には向き合って感じきると解放されるという性質があります。
この性質を利用し場の空気が悪くことへの恐怖心を解放します。
実際に場の空気が悪いときにやるのは難しいと思うのでまずはイメージの中で場の空気が悪いところを想像してみてください。
恐怖心が湧いたときに同時に体にも不快感が湧くと思います。
胸が痛いとか胃がキリキリするとかみぞおちが重苦しいとか何かしら身体的な不快感があると思います。
その体の不快感に注目して感じきってみてください。
継続してやるとどんどん体の不快感がなくなっていきそれに伴って恐怖心も減っていきます。
道化を演じてしまう人へ最後に
道化を演じてしまうのは空気が悪くなるのを極度に恐れているからでした。
そして改善策を提案しました。
この方法を実践すれば着実に道化を演じることがやめられて生きやすくなります。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
コメント