こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
本音を言おうとすると涙が出るのはなぜなのか悩んでいる人は多いようです。
そこで本音を言おうとすると涙が出る理由とその改善法を紹介したいと思います。
本音を言おうとすると涙が出るのはなぜ?
本音を言おうとすると涙が出る原因はいつも常に本音を否定し押し殺しているので、いざ言おうとすると本音を表現する不安や恐怖から涙が出てしまいます。
普段強く本音を抑えているので言おうとすると強い抵抗を感じてしまいます。
本音を強く抑えている人は自分に自信がありません。
自信がないので他人からどう思われるのかを過剰に気にしてしまいます。
自分の本音を言うことがとても強いストレスになってしまっています。
それほどまでに強く自分の本音をいつも否定しているといえます。
強く強く否定しているのでそんな本音を出したら否定されるんじゃないかと怯えています。
本音を言おうとすると涙が出る理由
ではなぜ他人の目を気にしてしまうようになったのでしょうか。
他人の目が気になり本音が言えないのは幼少期にありのままの自分を認めてもらえなかったからです。
親からありのままの自分を受け入れてもらえなかったので自分の本音を押し殺すようになってしまいました。
そして本音を出すこと自体が恐怖の対象にまでなってしまいました。
本音を出したら親から否定されたり見放されたりするという恐怖が大人になっても抜けていないといえます。
大人になってもこの恐怖を持っているので他人に対しても親と同じように否定され見放されるのを極端に恐れるようになりました。
これが本音を言おうとすると涙が出る理由です。
本音を言おうとすると涙が出るのは病気?
本音を言おうとすると涙が出るのは病気かどうか悩んでいる人もいます。
私の見解を言わせてもらうと本音を言おうとすると涙が出るのは自信のなさが原因でそこさえ改善すれば治るので病気だとは考えていません。
病気だと考えてしまうとどうしようもないものだと思ってしまいますがそうではないと思えば少しは気楽に対処できるようになるかと思います。
本音を言おうとすると涙が出る人の対処法
本音を言おうとすると涙が出る人の対処法は自分の本音を大切にすることです。
今までは他人にどう思われるかを気にして本音を押し殺してきました。
それをやめるのが対処法です。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやればいいのか説明します。
まずは本当はこう思っているのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定するのをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にはありのままの自分で生きられるようになります。
これは言葉で言うのは簡単ですが実際にやるとなると難しいと思います。
本音を言おうとすると涙が出るほど重症の人はまず心の中で否定している本音を十分に肯定することをしてみてください。
そうしてからでないと本音を表現することは難しいです。
いきなり本音出そうとしても涙が出そうになる心理状態は変わらないまま続きます。
心の中で自分の本音に自信を持つことが最優先です。
十分に心の中で肯定してあげることができるようになったら少しずつ表現することから始めてみてください。
本音を出すことへの抵抗
このように言われてもまだ本音を出すことへの抵抗を感じる人も多いと思います。
その根底には本音を出せば周りの人から否定されたり見放されるという恐怖があります。
自分自身に価値がないと思っているので周りの人の意見が自分の価値になってしまっているといえます。
この心境を変えるためにもまずは心の中で本音を肯定して自信を持つことが重要です。
そうすれば自然と自信がつき他人から否定されても気にならなくなっていきます。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたから去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人はあなたが我慢していないと相手をしてくれない人だったということです。
そのような関係は本当に必要でしょうか。
無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人がいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
この新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになります。
他人から言われたいことを自分で自分に言う
それでもやっぱり本音を出す勇気が出ないという人は多いでしょう。
そこで自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
本音を言おうとすると涙が出る人は他人特に親から認めてもらったという経験が不足しています。
それを補うために自分で自分の心を満たすことをします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげてください。
これをくり返していると自分で自分の心を満たすことができて自己肯定感が上がり自信がつきます。
自信があるので本音を表現することもできるようになっていきます。
他人からの評価ではなく自分自身による評価で自分の価値を決めているので他人からどう思われるのか気にならなくなっていきます。
本音を言おうとすると涙が出る人へ最後に
本音を言おうとすると涙が出る人へ改善策を解説してきました。
涙が出るほどに自分を押し殺している人なので一筋縄ではいかないと思いますが、やればやるだけ生きやすくなることは確かです。
困っている人はぜひ実践してみてください。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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