こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
ずっと我慢して生きてきたけどもう限界と検索をしている人もいるようです。
そこで我慢する癖のある人の心理と原因そして改善法を解説します。
我慢する癖の心理
我慢をしてしまう人は自分さえ耐えれば人間関係はうまくいくと思っています。
嫌なことでも自分が我慢すればいいと自分の本音を蔑ろにしています。
自分の本音を抑えているので強いストレスを抱えます。
対人関係は表面上うまくいっているように見えますが心の中は荒れて激しいストレスが渦巻いていて周りへの不満を強く感じています。
我慢をしているので周りの人からすれば素直ないい人のように映ります。
しかし心の中では我慢をしているので他人への批判や非難を抱えています。
これは健全な精神状態ではありません。
すぐにやめる必要があるでしょう。
我慢する癖がついた原因
対人関係の基盤は親子関係にあります。
対人関係で我慢をする癖があるのは親子関係で我慢をしないといけなかったということが考えられます。
我慢をする癖がある人には何か心当たりがあるのではないでしょうか。
親子関係で我慢をしないといけなかったという経験があったので大人になってからもその癖が抜けません。
我慢することが当たり前になりすぎてやめることができなくなってしまいました。
我慢する癖をやめる方法
我慢をしてストレスを抱えるのは自分の本音を表現できないからでした。
育ってきた中で我慢をするのが当たり前だったので本音を表現することができません。
そこで本音を表現するための方法を解説します。
本音を尊重し表現する
では具体的にどうすればいいのか説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分でいることができて我慢をする癖はなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるなってから表現することを推奨しています。
また今まで我慢をして本音を押し殺してきたので今更出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかという恐怖を持っている人もいるでしょう。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わります。
ただしそれはいい意味でです。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、ありのままの自分で生きられる新しい関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるかもしれません。
その人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれない人だったということです。
そのような関係は我慢してまで維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
その関係はあなたにとって居心地のいいものになるはずです。
この新しい関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せれば我慢してストレスを抱えることもないだろうけどその勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つを方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
我慢してしまう人は親からありのままの自分を認められたという経験が不足しています。
そこで親の代わりに自分で自分を認めてあげることをします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげます。
続けていくと自分で自分の心を満たすことができて自信がつきます。
自己肯定感も上がり本音を表現することも簡単になるでしょう。
本音を出せるようになれば我慢してストレスを抱えることはなくなっていきます。
ずっと我慢して生きてきたけどもう限界な人へ最後に
我慢する癖をやめる方法を解説してきました。
この方法を実践すれば着実に我慢をすることなく自由に振る舞えるようになるでしょう。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先には自由な人生が待っています。
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