こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
強がりたくないのに強がってしまう弱音を吐けないという悩みを持っている人も一定数います。
そこで本記事では強がって弱音を吐けない心理と原因そして強がりをやめる改善法を紹介します。
強がって弱音を吐けない心理
強がって弱音を吐けない心理は自分をよく見せようというものや弱みを見せると嫌われたり見放されたりするというものが考えられます。
どの理由にしてもありのままの自分では価値がなく認められないと感じています。
そこで強がって価値のある自分を偽って演じてしまいます。
本当はこう思ってる、こうしたいと強く心で思っていながらも強がりをやめることはできません。
弱音を吐いて弱い自分を見せれば失望されると思っているからです。
弱い自分を守るために虚飾の強さをアピールします。
ですが本当は弱い自分のままなので心は本音と建前のギャップに疲弊をします。
強がるのをやめたくてもやめたらどのように思われるか恐怖に思いやめることができません。
もはや強がることは無意識にしてしまう癖になってしまいました。
強がって弱音を吐けない原因
ではなぜこのように強がってしまうようになったのでしょうか。
対人関係の基盤は親子関係にあります。
大人になって対人関係に問題がある場合、親子関係に問題があった可能性が高いです。
大人になって強がってしまう人は子供の時に親に対して強がって振る舞っていたのではないでしょうか。
親のことを気遣い自分は大丈夫という風に強がっていた人もいるかもしれません。
親からいい子に思われたくて本当は辛かったのに強がっていた人もいるかもしれません。
どの理由にせよ幼少期に本音を押し殺していたのが大人になっても強がってしまう原因です。
弱音を吐けない環境で育ったので大人になってもその癖が抜けません。
強がってしまうのをやめる方法
強がってしまうのは幼少期に親からありのままの自分を認められなかったからでした。
原因がわかれば改善策もわかります。
強がってしまうのをやめるには親の代わりに自分でありのままの自分を認めることです。
そうすることでありのままの自分を表現できるようになり強がりもやめられるようになっていきます。
本音を出して弱音を吐くこともできるようになるでしょう。
本音を尊重し表現する
では具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分を表現できるようになり自然と強がってしまうこともやめられます。
弱音という本音を出すこともできるようになっていくでしょう。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
長年強がってきた人は本音で弱い自分を出せば否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかと恐れています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、ありのままの自分で生きられる新しい関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるでしょう。
その人はあなたが我慢して強がっていないと相手をしてくれない人だったということです。
その人との関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
その関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
これは今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
弱音を吐いても受け入れてくれる人間関係ができます。
自己肯定感を上げて自信を持つ
そうはいってもやっぱり弱音を吐くのは勇気がいると思う人は多いでしょう。
そこで自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
自分に自信が持てれば本音を表現することができるようになります。
そこで他人に言われたいことを自分で自分に言うことをします。
弱音を吐けない人は幼少期に親から承認を得ることができませんでした。
承認不足になっています。
そこで親から得られなかった承認を自分で補います。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげます。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
継続してやっていけば自分で自分の心を満たして自信を持つ事ができます。
自信がつけばありのままの自分でいいと思えるようになり本音を表現できるようになります。
弱音を吐けないで強がってしまうのをやめたい人へ最後に
弱音を吐けないで強がってしまう人へやめる方法を書いてきました。
この方法を実践すれば強がることをやめることができるでしょう。
ただやはり本音を出すことは難しいとどうしても思うかもしれません。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるようになってから表現することを推奨しています。
焦らずにじっくりとやっていきましょう。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツとやってみてください。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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