こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
流されることで悩んでいる人もいると思います。
そこで本記事ではまず他人や社会や常識に流される人と流されない人の違いを考えて、次に流されてしまう人が流されなくなる方法を本音心理学の観点から書いていきます。
流される人の特徴
物事に流される人の特徴は他人の目を過剰に気にしているということです。
物事の判断基準が完全に他人になっていて自分の意思はありません。
他人に流されているのは一見楽そうにも見えますが、心の中では他人からどう思われるかをとても気にしていていつも緊張状態です。
子どもの頃は手のかからないいい子タイプの人も多かったでしょう。
いい子であるというのは親や大人にとって都合のいい子だといえます。
自己主張をせずに大人の言うことを聞けば自分の安全は保障されるという考え方から周りに流されるようになりました。
流される人になる原因
流される人になる原因は幼少期に自分の意見を言ったら否定されたり、そもそも意見を言えなかったという家庭環境にあります。
自己主張しては否定されたり見放されたりするのではないかと恐れて他人の意見に流されるようになりました。
子どもにとって親から見捨てられるのは一番の恐怖なので自分を押し殺して周りに迎合するようになります。
流されない人の特徴
流されない人は自分の意思をはっきりと持っています。
好きなことは好き嫌いなことは嫌いだと主張する勇気を持っています。
本人的にはそれは勇気だとすら思っていないかもしれません。
自分の気持ちを表現するのは当たり前だと思っている人も多いでしょう。
流されない人は自己主張をして本音と建前のギャップがないのでストレスを溜めません。
流されない人になる原因
流されない人になるのはきちんと自己主張をできる家庭環境であったことが考えられます。
親がどのような自分でも受け入れてくれるという安心感から自分をさらけ出すことに恐怖がありません。
そのまま育ち大人になっても自分の意見を大事にすることができるようになりました。
流されない人はいい環境で育ったということができます。
流される人が流されない人になるには
流される人と流されない人の差は自分の意見つまり本音を主張できるかできないかの差でした。
原因が親にあるのならもう今更変えることはできないのではないかと思うかもしれないですが大丈夫です。
大人になってからでも自分で改善する方法があるので紹介します。
本音を尊重し表現する
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないという本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にはありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを地道にやることで流される人も流されなくなります。
この方法は言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか難しいかもしれません。
長年本音を押し殺して生きてきたので表現することはかなりの恐怖になっているかもしれません。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるになって表現する勇気を持てるようになってからを推奨しています。
コツコツとやらないといけない地道な作業になりますがやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このように言われると本音を出すことへの抵抗を感じる人も多いと思います。
流される人は自分の本音を押し殺し他人の意見に流されているのでいざ本音を出そうとしても勇気が出ません。
しかしあなたは流されることをやめたいと思いここまでたどり着きました。
勇気は必要ですが本音を出す覚悟を決めてみませんか。
あなたが恐れているように本音を出せばあなたの元から去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人はあなたが我慢していないと相手をしてくれない人だったということです。
その関係は本当に必要でしょうか。
あなたのためになる関係でしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
この関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるはずです。
流されない人になりたい人へ最後に
流されてしまう人へ流されない人になる方法を解説してきました。
実践するのは大変かもしれませんが地道にコツコツとやれば着実に生きやすくなっていきます。
ぜひ実践を続けてみてほしいです。
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