こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
仮面をかぶるのをやめたいと悩んでいる人も多いです。
そこで仮面をかぶる心理と原因さらに改善法を書いていきたいと思います。
仮面をかぶる心理
仮面をかぶる心理は自分には価値がないと思っているのでそれを隠そうというものです。
自分を偽り演じて大きく見せようとしてしまいます。
ありのままの自分ではダメだと思っているので素の自分を出すのが怖くて仮面をかぶってしまいます。
他人から認められるにはありのままの自分ではダメだから仮面をかぶるという心理です。
そして常に自分を偽り生きるようになったので心の中ではストレスを抱えるようになります。
仮面をかぶってしまうのは自己否定が大きな要因です。
仮面をかぶる原因
対人関係の基盤は親子関係にあります。
対人関係で問題があるならそれは親子関係に問題があった可能性が高いです。
仮面をかぶってしまう人は親に対しても仮面をかぶって育ったということが考えられます。
仮面をかぶらないと叱られたとか仮面をかぶらないと褒めてもらえなかっただとかが考えられます。
ありのままの自分では認められなかったので仮面をかぶってまで認められようとした結果大人になってもやめられなくなりました。
そして自分を偽り生きるようになりました。
仮面をかぶるのをやめる方法
ありのままの自分を認められなかったのが仮面をかぶってしまう原因でした。
ではありのままの自分を認められれば改善するといえます。
今から親や他人からありのままの自分を認めてもらうというのは現実的ではないので自分で自分を認めるということをします。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
つまり自分の本音を認めることで改善を図ります。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになると自信がつき仮面をかぶるのを自然とやめられます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年否定してきた本音を肯定する作業になるので地道なものになります。
焦らずにじっくりと実践してもらいたいです。
本音を出すことへの抵抗
この話を聞いて本音を出すことは怖いという人もいると思います。
特に仮面をかぶって生きてきた人には難しいと思います。
本音を出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりすると恐れています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ただそれはいいことなのです。
今まで我慢して維持してきた人間関係は終わり、ありのままの自分で生きられる新しい人間関係が始まります。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるはずです。
他人に言われたいことを自分で自分に言う
本音を出して仮面をかぶるのをやめたいと思っても勇気が出ないという人も多いでしょう。
そこで自己肯定感を上げて自信をつける方法を紹介します。
それは他人に言われたいことを自分で自分に言うことです。
仮面をかぶることが癖になっている人は親から認めてもらえなかったという経験が強く心に残っています。
そこで親や他人から欲しい承認の言葉を自分で自分に与えます。
そうすることで他人によらず自分で自分の心を満たし自信を持つ事ができます。
自信を持つ事ができれば本音を表現することも容易になっていきます。
仮面をかぶるのをやめたい人へ最後に
仮面をかぶるのをやめる方法について解説してきました。
この方法を実践すれば着実に仮面をかぶることをやめて自由に振る舞えるようになるでしょう。
ただし長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではないのでじっくりとやってみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる未来が待っています。
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