こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
人の顔色を伺うのをやめたいと悩んでいる人もいるでしょう。
そこで本記事では人の顔色を伺う心理と原因そして改善法を解説していきます。
人の顔色を伺う心理
人の顔色を伺う心理は当たり前かもしれませんが自信のなさです。
自分に自信がないので他人の顔色を過度に伺ってしまいます。
自分が何か間違ったことをしていないかどうか、他人の気分を害していないかどうかなど過度に気にしすぎています。
自分が何か悪いことをしてしまっていないかといつも気にしているので心は休まりません。
常にびくびくしてストレスを感じているのでとても生きづらい状態になってしまいました。
人からどう思われるかが行動基準になるのでやりたいこともやれなくなっていきストレスになったり無気力になる人もいるでしょう。
他人の顔色を伺う原因
対人関係の基盤は親子関係にあります。
対人関係に問題がある場合親子関係にも問題がある可能性が高いです。
他人の顔色を伺ってしまう人は親の顔色を伺って育ったのではないでしょうか。
何か心当たりはありますか。
親が感情的な人だった、過干渉・過保護だった、逆に無関心だったなどと親に問題があると親の目を過度に気にするようになり顔色を伺うようになります。
親に問題があったのでありのままの自分で過ごすことができませんでした。
いつも親の顔色を伺ってありのままの自分を押し殺して生きてきました。
大人になってもこの癖が抜けずに人の顔色を伺うようになってしまいました。
人の顔色を伺うのをやめる方法
顔色を伺ってしまう原因は親の目を気にしてありのままの自分で生きられなかったからでした。
では改善するには今からありのままの自分で生きればいいとなります。
ですがいきなりありのままで生きるように言われてもどうすればいいのかわからないという人がほとんどだと思います。
そこでありのままに生きるとはどういうことなのかを説明します。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
つまりありのままに生きるとは本音のままに生きるということです。
では本音のままに生きるとはどうすればいいのか具体的に説明します。
本音を尊重し表現する
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分で生きられるようになります。
そして自分に自信が持てるようになり顔色を伺うこともなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
特に顔色を伺ってしまうような人は本音を押し殺して他人を気にして生きてきたので難しいと感じるでしょう。
ですがあなたはもう顔色を伺うのはやめたいと思いここまでたどり着きました。
それなら勇気をもってチャレンジしてみてほしいです。
もちろん私もいきなり本音を出すことは勧めていません。
まずは心の中で十分に本音を尊重できるなってから表現することを勧めています。
焦らずにじっくりとやっていきましょう。
ただあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、新しいありのままの自分でいられる関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるかもしれません。
その人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれない人だったということです。
その関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
この関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
本音を出して生きれば人の顔色を伺うことはやめられるのはわかったけどやっぱり勇気が出ないという人も多いでしょう。
そんな人のために自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
人の顔色を伺ってしまう人は他人から承認を得ようと必死です。
ですが他人からどう思われるかを自分の価値にしているといつまでも他人の顔色を伺い続けないといけません。
そこで他人から評価してもらうのを待つのではなく自分で評価をしていきます。
他人からこう言われたらうれしいという言葉を自分で自分に言うことをしてみましょう。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
他人の顔色を伺ってしまう人は多くの場合親から言われたかったことを引きずっていることが多いでしょう。
自分の心が喜ぶ言葉を自分で自分に言ってあげてみてください。
そうすることで他人から認められたいという気持ちがなくなっていき自分で自分の心を満たせるようになります。
自信が持てるようになり他人を気にせず生きることができるようになります。
本音を出すことも簡単になっていくでしょう。
人の顔色を伺うのをやめる方法について最後に
顔色を伺うのをやめたい人へ解説をしてきました。
この方法を実践すれば着実に人の顔色を伺うのをやめてありのままの自然体で生きられるようになっていきます。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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