こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
自信がないから人が怖いと悩んでいる人も多くいるようです。
そこで人が怖くなる心理と原因を書き、最後に克服法を説明します。
自信がないから人が怖い心理
自信がないから人が怖いという心理はありのままの自分では受け入れてもらえないというものがあります。
ありのままの自分には価値がないと思っているので素の自分を知られたら失望されたり嫌われたりすると恐れています。
そこでありのままの自分を知られないように自分を偽ってしまう人も多いです。
こんな自分じゃ認めてもらえない、受け入れてもらえないと感じているので人と関わるのが怖くなってしまいます。
ありのままの自分に自信がないので自己表現ができずに人の目をいつも気にしてびくびくしてしまいます。
自信がないから人が怖い原因
対人関係の雛形は親子関係にあります。
人が怖いという人は親が怖かったということが考えられます。
親からありのままの自分を認められなかったので自信もないです。
自信がないので他人の目線が過度に気になります。
親が怖かったのでありのままの自分を表現できませんでした。
そしてありのままの自分とは本音のことです。
つまり人が怖い自信がない人は本音を押し殺していると言えます。
自分の本音を出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりすると思っています。
親から本音を否定するような言葉や態度をとられたということはないでしょうか。
もしあるのならそれがあなたが自信がなく人が怖い原因です。
自信がないから人が怖い人の克服法
自信がないから人が怖い人へ克服法を紹介します。
3つの克服法を紹介していきます。
本音を尊重し表現する
自信がなく人が怖い原因は本音を押し殺しているからでした。
では逆に本音を大切にすることで克服できると言えます。
具体的にどうすればいいのか説明します。
まずは本当はこうしたいのにできない、こう思ってるのに言えないと言ったことを見つけます。
その本音を否定するのをやめます。
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
それができたら本音を少しずつ表現することをしてみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになると自分に自信がつき人も怖くなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
焦らずにじっくりとやってみてほしいと思います。
本音を出すことへの抵抗
この話を聞いて本音を出すことは怖いという人もいると思います。
本音を出すなんてしたら否定されたり見放されたりするのではないかという不安や恐怖があるかもしれません。
今無理して維持している人間関係が壊れることが怖いのだと思います。
しかし今の人間関係はあなたが我慢しているからこそ成立しています。
あなたはそんな関係が望みでしょうか。
確かに本音を出したら去っていく人もいるでしょう。
その人は所詮その程度の関係だったということです。
その人はあなたが我慢をしていないと相手をしてくれない人だったということです。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいると思います。
その人はあなたのありのままの自分を受け入れてくれる人です。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
本音を出せれば人が怖いということはなくなるかもしれないけどそんな勇気が出ないという人も多いでしょう。
そこで自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
自信がない人というのは親から認めてもらったという経験が不足しています。
子どもの時の承認不足を大人になっても引きずっています。
そこで親が与えてくれなかった承認を代わりに自分で与えてあげます。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげます。
そうすることで自己肯定感が上がり自信を持つ事ができるようになります。
自信が持てるようになれば本音を自己主張することも簡単になるでしょう。
恐怖を感じきる
最後に紹介するのは恐怖を感じきるというものです。
感情には感じきると解放されるという性質があります。
この性質を利用して人が怖いという感情を心の中から解放します。
人が怖いと感じる時体にも何かしら感覚が湧くと思います。
胸が苦しいとか胃が痛いとかみぞおちが重いとか何かしら身体的な不快感が湧くはずです。
その体の不快感に注目して感じきってください。
これをくり返すと体の不快感がなくなっていきそれに伴って人が怖いという感情も消えていきます。
自信がないから人が怖い人へ最後に
自信がないから人が怖い人へ対処法を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
ただ人が怖いという人は内面で本音を受け入れることまではできても表現するのは怖いという人がほとんどではないでしょうか。
本音なんか出したら否定されたり見放されたりするのではないかと恐怖してしまうかもしれません。
本音を出すのは内面で十分に肯定をできるようになってからで大丈夫です。
焦らずやっていきましょう。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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