こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
嫉妬をしてしまうということで嫉妬しない人になりたいと悩んでいる人も多いです。
嫉妬で悩んでいる人へ嫉妬しなくなる方法を紹介します
まずは嫉妬する心理を考察し次に嫉妬しなくなる方法を解説します。
嫉妬する心理とは
嫉妬とはどのような感情なのかをまず理解するのが重要です。
そんなのわかりきってると思うかもしれませんが改めて考える価値があります。
そもそも嫉妬とは自分が持ってないと思っているものを他人が持っている時に生じる感情です。
特に恋愛で恋人がほかの人と仲良くしてると嫉妬するというものであったり、仕事で自分にはない欠けている才能を持っている人に嫉妬するというもの、自分にはない経済力を持っている人に嫉妬するというものがメインではないかと思います。
嫉妬は欠落感
当たり前かもしれませんが見過ごされがちなことですが嫉妬とは欠如感、劣等感と等しいものだと言えます。
欲しいのにそれが自分にはないという感情が嫉妬です。
何よりもまずこれは他人のせいではなく自分の心の問題だと捉えることが重要です。
嫉妬している時は嫉妬を引き起こす対象が悪いと考えてしまいますが、そうではなく自分の欠落感、劣等感が原因だと自覚するのが重要です。
自分のものにしたいけどできないという気持ちが嫉妬です。
なぜそのように考えてしまうのかというと自分にはそれを手にする価値がないと思っているからです。
恋愛での嫉妬で言えば自分の手から離れてしまうかもしれないという不安感が嫉妬として現れます。
これも自分にはその人を手に入れる価値がないと思っているから引き起こされる感情です。
才能や財力に対する嫉妬の場合はもっとわかりやすく自分には手が届きそうもないから嫉妬をしている場合やもう少しで手が届きそうなのにできないというイライラから嫉妬している場合もあります。
嫉妬しない人になりたい人へ嫉妬しなくなる方法を紹介
嫉妬とは欲しいのに自分にはその対象を手に入れることができないという欠落感でした。
自分にはその対象に値する価値がないという心理が原因です。
そこでこの欠落感、無価値感を改善する方法をいくつか紹介します。
本音と向き合い認める
嫉妬をしている時は本音を押し殺してる状態だと言えます。
本当は欲しいのに我慢している時に嫉妬を感じます。
恋愛で言えば本当はもっと自分のことを見てほしいのに我慢しているとか、才能で言えば本当はその才能が欲しいのに我慢して耐えているとか、お金なら本当は欲しいのに無理だと諦めているだとかがあります。
本音を押し殺して生きると悩みが大きくなります。
悩みとは本音と建前のギャップの大きさによるものだと私は思います。
本当はこうしたいのにできないという本音の否定が嫉妬の原因です。
そこで本音と向き合い認める受け入れることで嫉妬しなくなります。
ああ自分は本当はこう思ってるんだな、こうしたいんだなと認めることで嫉妬しなくなっていきます。
あなたも自分の本音と向き合って嫉妬から解放されませんか?
具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは無意識的に本当はこう思っているとかこうしたいとかいう本音を押し殺していることに気づけたらそれをやめます。
次に本音を認め受け入れるようにします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
それが出来たら本音を少しずつ表現してみるようにします。
最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分を受け入れることができるようになります。
ありのままの自分で生きることができるようになれば自分は自分でいいんだと思えるようになり嫉妬をしなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出したら余計嫌われるんじゃないか
このような話を聞くと本音を出したら余計嫌われるのではないかと思うかもしれません。
本音を認めることができるようになれば自分に素直になりそんな自分を認めて自信が持てるようになります。
そうすれば自信が出て自分には価値があると思えるようになります。
自分には価値があると思えるので人や物をコントロールして得ようという気持ちがなくなっていきます。
自分は自分なんだという自己肯定感が生まれます。
その上で本音を表現するようになればありのままのあなたを受け入れてくれる人が集まってくるでしょう。
今のあなたからしたら本音を出すことは怖いかもしれませんが自信を持った後のあなたなら自己表現をすることができるようになるはずです。
確かに本音を表現すれば今までの我慢をして無理に維持してきた人間関係は変わるでしょう。
あなたが本音を出すことで相手の態度が変わるかもしれません。
いい方向に変わってくれる人もいればあなたから去っていく人もいるかもしれません。
去っていく人はあなたが本音を我慢していないと付き合ってくれないような人だったということです。
そんな関係は無理して続ける必要はないのではないでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はあなたをありのままに受け入れてくれる人です。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
この新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
他人に言われたいことを自分で自分に言う
次に紹介するのは根拠のない自信を養う方法です。
それは他人に言われたいことを自分で自分に言うというものです。
嫉妬深い人というのは自己肯定感が低いです。
自己肯定感を上げて根拠のない自信を手に入れられれば他人に嫉妬をすることもなくなっていきます。
根拠のない自信をつけるには他人から認めてもらうのを待つのではなく自分で自分を認めて価値を上げることが必要です。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをしていきます。
どのような言葉を他人から言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
恋愛での嫉妬なら「好きだよ」「愛してるよ」「大切だよ」といった受容の言葉かもしれません。
才能や財力への嫉妬なら「すごい」「えらい」といった称賛の言葉かもしれません。
自分の心と向き合って何を言われたらうれしいのかを見つけてください。
見つけられたら自分に優しくその言葉を言ってあげてください。
嫉妬の感情を感じきる
最後に紹介するのは嫉妬の感情を解放する方法です。
感情には抑えたり無視すると心の中に蓄積して感じきると解放されるという性質があります。
そこで嫉妬という感情を感じきることで解放していきます。
嫉妬した時にネガティブな感情と共に体にも不快感が湧いてくると思います。
その不快感は普通に過ごしていると避けたいと思って見て見ぬふりをしてしまいますが向き合って感じきることで解消されていきます。
ドス黒い重い感情と体の不快感が湧いてきたらそれを感じきるようにしてみましょう。
コツは体に湧いてくる不快感に集中して感じきることです。
胸が痛いとかみぞおちが重苦しいとか何かしら身体的な不快感が出るはずです。
その不快感を感じ尽くしてみてください。
嫉妬しない人になりたい人へ最後に
嫉妬しない人になりたい人へ嫉妬しなくなる方法を書いてきました。
これをやっていけば嫉妬の感情はなくなっていくでしょう。
ドス黒い感情は解放されていき自分のことが好きになれて自信もつくでしょう。
その結果何かに嫉妬をするということはなくなっていきます。
ただ長年の習慣を変えることになるので地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先には晴れやかな心が待っています。
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