こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
変わりたいのに変われないということで悩んでいる人も多くいます。
本記事ではそんな人のためにたった2つの解決法を提案したいと思います。
変わりたいのに変われない人の心理
変わりたいのに変われない人の心理は今の自分は足りない欠けていてダメだ、だから別の自分に変わろうというものです。
これは一般的に言えば向上心があっていいことだと捉えられます。
しかしこの考え方は危ういといえます。
まずこの視点ではスタートが今の自分はダメだというマイナスの地点から始まっています。
今はマイナスだけど何かを得られれば達成できれば自分には価値があると思えるという心理です。
この考え方を持ったまま何かを達成しても心の中の欠落感は埋められないままなのでまた別の持ってないものを得ようというループに陥ります。
そんなことはないダメな今の自分を変えて達成できれば満足できるはずだと思うかもしれません。
ですが少し考えれば世の中を見渡すと成功者と呼ばれているのに不幸を抱えている人は多くいることはわかるのではないでしょうか。
成功したのに虚しいからまた心の空虚さを埋める何かを求めるというループにハマっている人は多いです。
このように変わりたいのに変われない人も何か欠けたものを求めるという思考を捨てない限り幸せにはなれないのです。
変わりたいのに変われない人へ改善法を紹介
変わりたいから何かを達成するという考えは不幸の元だとわかりました。
ではどうしたらいいのかというと、自分は変わらなくてもいいんだと思えるようになることです。
これはどういうことかというと今のあなたは自分の欠点を恥じていてそれを隠そう消そうとしています。
そこでその欠点を受け入れることでありのままの自分を受け入れようということを提案しています。
自分の欠点を何かで埋めようとする心理は無限ループの元でした。
そこでありのままの自分を受け入れ欠点を持っている自分も自分なんだと自己受容できるようになります。
変わりたいから変わる方法を知りに来たのに変わらなくていいといわれても腑に落ちないかもしれません。
しかしあなたの考え方は変える必要があります。
ありのままの自分ではダメだという考えからありのままの自分でいいという考えに変えることが必要です。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやればいいのかを説明します。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に自信が持てて変わらなくてもいいんだと思えるようになります。
ありのままの自分でいいんだと思えるようになり自分に自信がつきます。
今の自分でいいと思えるので変わりたいと思うことがなくなります。
それでは向上心がなく成長もないと感じるかもしれません。
しかし本音を表現できるようになれば本当に自分のやりたいことをやれるようになります。
そこにはダメな自分を変えるためにやるのではなくやりたいからやるという心理になります。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか難しいかもしれません。
自分を変えたい人は自分の本音には価値がないと自信を失っている人です。
なのでまずは表現できるようになるまで心の中で自信をつけることが必要です。
地道に自己肯定をしてコツコツとやってみてください。
時間はかかりますが着実に生きやすくなることができます。
本音を出すことへの抵抗
このように言われてもやっぱり本音を表現するのは怖いと思う人もいるでしょう。
ですがあなたは自分を変えたくてここにたどり着きました。
さらに自分を偽り続ける何かを得るという変え方ではなく、ありのままの自分へと変わるという本当の解決策を知ることができました。
それならば勇気を出して実践をしてみてほしいです。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの元を去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人はあなたが我慢していないと相手をしてくれない人だったということです。
そのような関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
その関係を大切にすればいいのではないのでしょうか。
この関係は今までと違ってあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
本音を出せれば確かにいいことばかりだとわかったけどやっぱり勇気が出ないという人も多いでしょう。
そこで自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
多くの人は他人から認められたら自分には価値があると思っています。
しかしこの考え方ではいつまでも他人からどう思われるかに振り回されます。
そこで他人によらずに自分で自分の価値を高める必要があります。
他人から言われたらうれしいと思う言葉を自分で自分に言ってあげてください。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
これを続ければ自己肯定感が上がり自信を持つ事ができるようになり本音を表現することもできるようになるでしょう。
それにありのままの自分に根拠のない自信を持つ事ができるようになり変わりたいのに変われないと思うこともなくなっていくでしょう。
変わりたいのに変われない人へ最後に
変わりたいのに変われない人へ解決策を解説してきました。
これを実践すれば着実に自分が変わります。
それも何かを得るという自分を偽り続ける変わり方ではなく、ありのままの自分を受け入れられるように変わるという根本解決をするものです。
ただし長年の習慣を変えることなのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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