こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
罪悪感というのは苦しい感情です。
罪悪感で苦しんでいてどうにかしたいと悩んでいる人は多いです。
そこで罪悪感で苦しんでいる人へその強い罪悪感を消す方法を解説します。
罪悪感についての心理的分析をしてから消す方法をお伝えします。
罪悪感とは
罪悪感には2つ種類があると私は考えています。
具体的な出来事や自分の行為に対する罪悪感と自分の存在に対しての根拠のない罪悪感です。
具体的罪悪感と漠然とした罪悪感と言い換えることが出来るかと思います。
2つの罪悪感について個別に消す方法を解説します。
具体的罪悪感を消す方法
具体的罪悪感を消す方法は2つ紹介します。
自分を許す
何かをしてしまって罪悪感を抱いているという時はとにかくやってしまったことは仕方ないのでひたすら自分を許すことをします。
自分の行為で傷つけてしまった人への罪悪感を許します。
大抵はそんな自分が許せないと思うので許せない自分を許すようにします。
特に自分の本音を許すようにします。
本音を押し殺していると悩みは大きくなり罪悪感も大きくなります。
あんなことをしたんだからこう考えるべきという常識や社会通念があったとしても本音が違ったらそちらを優先してください。
また自分は間違っているという漠然とした否定感が強い人ほど罪悪感を感じやすいです。
そんな人には自分に自信を持つことが重要です。
自信を持つにも本音を大切にすることです。
本音つまりありのままの自分を認め許すことで自信を持つことができるようになります。
罪悪感を感じきる
また他には感情を感じきるというのも有効です。
罪悪感を感じた時体にも不快な感覚が湧くと思います。
その不快感を感じ尽くすようにします。
不快感に集中しているとどんどん消えていきます。
すぐに効果を感じられることはできないかもしれません。
なので根気よく続けてみてください。
こちらも参考にしてください。
漠然とした罪悪感を消す方法
次に漠然とした罪悪感を消す方法を紹介します。
無価値感を満たす
漠然とした罪悪感は自分の無価値感から湧いてくるものだと言えます。
無価値な自分には何が悪いところがあると思っているので生きていることに罪悪感を抱きます。
多くの場合は親からありのままの自分を認められなかったので無価値感を抱き罪悪感を感じていると思います。
そこで他人からかけて欲しい言葉を自分にかけてあげます。
具体的には「すごい」「えらい」といった賞賛の言葉や「好きだよ」「愛してるよ」といった受容の言葉が多いと思います。
これは人それぞれなので自分の心と向き合ってみてください。
そして自分が本当に欲しい言葉がわかったらそれを自分に言ってあげてください。
他人から満たしてもらえなかった代わりに自分で自分を満たします。
本音を大切にする
漠然とした罪悪感を感じている人はありのままの自分ではダメだ欠けていると思っています。
つまり本音を出してはいけないと思っています。
そんな自分は認めて貰えないと思っているので本音を押し殺します。
この本音を押し殺すことが罪悪感の原因です。
ありのままの自分つまり本音を押し殺していることで自分はダメなやつだと思い自己否定をして罪悪感になります。
なので本音を大切にすることが罪悪感を消す方法だと言えます。
具体的にどうすればいいのか説明します。
本音を尊重し表現する
まずは無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめるようにします。
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を表現して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分でいいんだと思えるようになっていきます。
ありのままの自分でいいんだと思えると自分の存在を認めることができて罪悪感も消えていきます。
本音を出すことへの抵抗
しかし罪悪感の強い人は本音に従って生きることに強い抵抗があると思います。
ありのままの自分ではダメだと思っているので本音を表現してしまったら否定されたり見放されたりすると恐怖しています。
確かに本音に従って生きることで去っていく人もいるでしょう。
ですがその人はあなたが本音を押し殺していないと相手をしてくれない人だったということです。
その程度の関係だったということです。
その関係は無理をして維持する必要はあるでしょうか?
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか?
その新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
罪悪感を消す方法について最後に
罪悪感を消す方法について解説してきました。
どの方法も効果的なのでやってみてください。
ただ長年の習慣を変えることになるので地道にコツコツと実践してみてほしいです。
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