こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
嫌いな人が多いから生きづらいと感じている人も多くいます。
実は嫌いな人が多いから生きづらい人は自分のことも嫌いであるということが多いです。
自分のことが嫌いなほど他人も嫌いになる傾向があります。
その理由と改善法を書いていきます。
嫌いな人が多いから生きづらい理由
嫌いな人が多い理由は自分のことが嫌いだからです。
人は自分を否定してるだけ他人を否定します。
その理由は人は自分に課しているルールを他人にも課すという性質があります。
他人がルール違反をしていると批判する時自分にも同じルールを課しています。
自分が我慢しているルールを破っている人を批判します。
つまり本当は自分もルールなど守りたくないのです。
でも自分自身にはそのルールを守ることを強要しています。
他人が嫌いな理由は自分のルールを破っているからです。
でも本当は自分だってこんなルール破りたいと思っています。
これが自己嫌悪です。
守るべきルールを本当は破りたい自分への嫌悪感です。
そしてルールを破っている他人への嫌悪は結局同族嫌悪だと言えます。
まとめると自分のルールを守っていない他人への嫌悪は本当は自分だって破りたいと思っているという同族嫌悪なのです。
つまり嫌いな人が多いという人は自分に対してたくさんのルールを課していてそのルールを本当は破りたいという自己嫌悪なのです。
これが他人が嫌いな人は自分のことが嫌いな理由です。
あなたが嫌いな人は実は自分と同じところがないかよく考えてみてください。
真摯に自分の心と向き合ってみてください。
そうすれば嫌いな人と自分が同じ要素を持っていることに気づけると思います。
嫌いな人が多いから生きづらい改善法
嫌いな人が多いということは自分のことが嫌いだということを説明してきました。
つまり人嫌いを改善するには自分嫌いを治せばいいということです。
自分が嫌いな理由はたくさんのルールを課してありのままの自分を否定しているからです。
自分に課しているルールを手放す
まずは自分に課しているルールを手放していきます。
我慢しているけど本当はこれがしたいという気持ちに素直になってください。
この気持ちに気づけば自分が自分にどんなルールを課しているかわかります。
そしてこのルールはもういらないから捨てると決意してください。
できるならあえてそのルールを破ってみてください。
いきなりやるのが難しいなら心の中でそのルールを破っている自分を想像してください。
そうすることで自分に課しているルールを手放すことができるようになります。
本音を尊重し表現する
次にやってほしいのは本音を尊重することです。
まず本当はこうしたいという本音を見つけます。
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
本音を尊重できるようになったら少しずつ表現することをしてみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分でいいと思えるようになり自分を嫌うことがなくなります。
自分を嫌うことがなくなれば他人を嫌うこともなくなっていきます。
自分が嫌いだという気持ちがなくなれば他人が嫌いだという気持ちもなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗感
嫌いな人が多いということは自分のことをたくさん否定していると言えます。
つまり周りは敵だらけだと思っているわけです。
そんな敵だらけの中で本音を出したら否定されたりバカにされたりするという抵抗感が出てくるのではないかと思います。
確かに本音を出したら去っていく人もいるでしょう。
しかしそんな人はあなたが本音を押し殺していないと相手をしてくれないような人だったということです。
そんな人間関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
また本音を出すことで新たに出会う人もいると思います。
その人はあなたのありのままの自分を受け入れてくれる人です。
その新しい人間関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
今までの人間関係はあなたにとって不自由で生きづらいものだったはずです。
人によっては人間関係を一新するのも必要ではないでしょうか。
嫌いな人が多いから生きづらい人へ最後に
嫌いな人が多いということは自分のことが嫌いだということを解説してきました。
そして改善法も書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
自分を嫌いだという気持ちがなくなっていき他人を嫌いだと思うこともなくなっていきます。
自分も他人も許すことができるようになります。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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