感情を抑え込む癖は幼少期に原因がある?二つの克服方法を解説

こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。

感情を抑え込む癖がありやめたいと悩んでいる人もいます。

そのような感情を抑え込む癖をやめたい人へ二つの方法を紹介します。

感情を抑え続けるとどうなるのかについて書いてから感情を抑え込む癖ができた原因を書きます。

そして感情を抑え込むのをやめる方法を書きます。

感情を抑え込む癖をそのままにするとどうなるか

感情を抑え続けるといつか限界が来ます。

爆発して周りに当たり散らすようになるか、抱え込みすぎてうつなどの精神疾患になるかの二つのパターンがあると思います。

前者は普段温厚な人が突然キレたというよく聞く現象になるでしょう。

後者はキレることも発散することも出来ずに抱え込みすぎて精神を病んでしまうパターンです。

どちらにしても感情を抱え込む癖はもっていて得になるものではないことは確かです。

感情を抑え込む癖ができた原因は幼少期の家庭環境

対人関係の基盤は親子関係にあります。

対人関係に問題がある場合親子関係に問題がある可能性が高いです。

多くの場合幼少期に親の顔色を伺わないといけなかった環境が原因です。

親がいわゆる毒親で過保護・過干渉であったり逆に無関心であったりして親の感情を過度に気にしないといけない環境で育つと感情を抑え込む癖がつきます。

いつも親の機嫌を気にして自分の感情を抑え込み我慢をしてきたので大人になってもその癖が抜けません。

自分さえ我慢すればその場は丸く収まると思っているので感情を抑え込み耐えるようになりました。

感情を抑え込む癖をやめる方法

次に感情を抑え込む癖をやめる方法を解説します。

二つあるので順番に説明します。

感情を感じきる

一つ目は感情を感じきるというものです。

普段抑えつけている感情を心の中で爆発させます。

ネガティブな感情を感じている時に体にも不快感が湧いてくると思います。

胸がドキドキするとかみぞおちが重苦しくなるとか人によって感覚は違いますが何かあると思います。

その体の不快感に集中して感じ尽くすようにします。

このようにすると次第に感情が解放されて心の中からなくなります。

こちらも参考にしてください。

本音を大切にする

次の方法は本音を大切にすることです。

感情を抑え込む癖がある人は親からありのままの自分を認められなかったので自分の本音を否定しています。

自分の本音を表現しては否定される環境であったり、そもそも表現することすらできない環境であった人もいるでしょう。

そのためこんなことを思ってはダメだと感じて抑圧してしまいます。

そこで本音を大切にすることが重要です。

具体的に本音を大切にするとはどういうことなのか説明します。

本音を尊重し表現する

まずは本当はこうしたいのにできない、こう思ってるのに言えないといった本音を探り出します。

次にその本音を否定することをやめて認め受け入れることをします。

さらに本音を十分に肯定してあげます。

それができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。

慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。

このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになると感情を抑え込む癖は徐々になくなっていきます。

ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。

長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。

パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。

本音を出すことへの抵抗

この話を聞いて本音を出すことは怖いと思った人もいると思います。

感情を抑え込む癖を持っている人は本音を出したら否定されたり見放されるのではないかという不安や恐怖を持っています。

確かに本音を出せば去っていく人もいると思います。

ですがその人はあなたが我慢していないと相手をしてくれないような人だったということです。

そのような関係は本当にあなたのためになるでしょうか。

無理して維持する必要はあるでしょうか。

また去っていく人もいれば新たに出会う人もいると思います。

その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。

その人を大切にすればいいのではないでしょうか。

その関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。

感情を抑え込む癖について最後に

本音を抑え込む癖を持つ人へやめる方法を解説しました。

この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。

感情を抑え込む癖も徐々になくなっていくでしょう。

自分の感情を素直に表現ができるようになっていきます。

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