こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
気にしすぎる性格を直したいと悩んでいる人へ気にしすぎない方法を紹介します。
まずは気にしすぎる性格の原因を考え次に改善法をお伝えします。
ネット上ではこのような悩みの解決法として気にしすぎない方法10選のようなものが多いですが私はそのような曖昧なものは効果があるのか疑問に思います。
なので私は自分が実際にやって効果のあったもののみに厳選して紹介をしていきます。
気にしすぎる性格の原因
気にしすぎる性格の原因はほとんどの場合幼少期に親の機嫌を過度に伺わないといけなかった環境であると言えます。
親が何を考えているのかどう思っているのかを過度に気にしていないといけなかったのでそのまま大人になっても他人のことを気にしすぎるようになってしまいました。
パターンとしては親が無関心で何を考えているのかわからなくて気を遣いすぎたという人や逆に親が過干渉でどう思われるのかを気にしすぎな環境で育ったということが考えられます。
親子関係は人間関係の基盤となるので親子関係で親の機嫌を気にしすぎて育った人は大人になっても他人の機嫌を気にしすぎるようになってしまいます。
では子供の時に原因があるのなら大人になってから治すことはできないのでしょうか。
もちろん解決策はあるので安心してください。
ただ気にしすぎる性格の人に対して改善法として気にしなければいいじゃないかということを言う人もいますがそれが出来たら困りません。
気合や根性でどうにかできるのならとっくに直っていると思います。
それができないから困っている人が多くいるのです。
そこでもっと本質的な改善法を私は紹介します。
気にしすぎる性格を直す気にしすぎない方法
気にしすぎる性格を直す方法を2つに厳選して紹介します。
よくある第10選みたいなのは内容が薄いですし結局どれをやればいいのかわからないということがよくあります。
なので私は自分がやって効果のあった2つだけを紹介します。
本音を尊重し表現する
親や他人を気にしすぎてあなたは本音を押し殺して生きてきました。
そして自分の本音よりも他人の意見を優先するようになりました。
これが気にしすぎな性格の本当の原因です。
本音を押し殺しているので物事の評価基準が他人の意見になっていて何事に対しても気にしてしまうのです。
育ってきた環境で本音を出すという経験がないまま大人になってしまいました。
では改善法はというと本音を認め受け入れそして表現することです。
大人になってからこれを自分でやっていかないといけません。
本音を表現できるになれば自信がつき周りからの目を気にならなくなっていきます。
では具体的にどうやるのかを説明します。
まず無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめるようにします。
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらに本音を本音を十分に肯定してあげます。
そして十分に尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現することをしてみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになると自分の意見に自信が持てて他人からどう思われるかが気にならなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
焦らずにじっくりとやってみてほしいと思います。
本音を出すことは自己中なのではないか
こういうと自己中になるのではないかと心配になる人もいるかと思います。
ですがあなたは長年本音を押し殺し空気を読んで生きてきました。
そのあなたが今から本音で生きても他人を蔑ろにする自己中にはならないと思います。
自己中と本音に従う人の違いは他人の意思を尊重するかどうかです。
自己中の人は「私は好きにするからあなたは我慢してね」と自分の意見を押し付けます。
ありのままの人は「私は好きにするからあなたも好きにしてね」という風に相手の意見も尊重します。
この点にだけ気を付けていればあなたが自己中になることはないでしょう。
本音を出したら否定されたり見放されたりするのではないか
また本音を出すことで否定されたり馬鹿にされたり見放されたりすると恐れている人もいるかと思います。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
しかしそれはいい方向に変わります。
今までの我慢をしてきた人間関係は終わり、ありのままの自分で生きられる新しい関係が始まります。
なので本音を出すことに心配はしなくても大丈夫です。
あなたは今我慢して本音を抑えて生活をしていて息苦しいんですよね。
今の人間関係はどちらにしても壊さなければいけないのではないでしょうか。
今の人間関係を変化させるかそれとも終わりにさせるのかはあなた次第だと思いますがどちらにしても今の関係ではあなたが苦しむだけだと薄々わかっているのではないでしょうか。
これまでの慣れ親しんだ人間関係を壊すかもしれないのでそれも恐怖だと思いますがまずは自分の本音を尊重し自信をつけてから考えましょう。
自分の本音に自信がついてきたら案外自分から積極的に人間関係を変えたいと思うようになったりします。
他人に言われたいことを自分で自分に言う
次は他人に言われたいことを自分で自分に言うです。
これはどういうことかというと気にしすぎる性格の人は自分の価値を他人の評価によって決めています。
だから他人から自分がどう評価されるのかを過度に気にしてびくびくしています。
そこで他人から得たい承認を自分で自分に与えることで解決します。
他人から得たい言葉を自分で自分に言ってあげることで心が満たされて他人から得ようという気持ちがなくなっていきます。
そして他人の言動を気にする必要がなくなっていきます。
自分の価値は自分で決めるという心境になり他人の目を気にしなくなれます。
どのような言葉を言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
ただ基本的には何を言われたいかというのは子どもの頃親から言われたかったことが心の中に残っていることが多いです。
「すごい」「えらい」「好きだよ」「愛してるよ」といった一見幼稚な言葉であることが一般的には多いと思います。
とにかく自分が言われたいことを自分で言って満たしてあげるという習慣を作ってみてください。
気にしすぎる性格を直したい人へ最後に
気にしすぎる性格を直したい人へ気にしすぎない方法を紹介してきました。
どの方法も私が実践してきて効果のあった方法なのでおすすめです。
自分に自信がつき他人の目を気にしない自由な心を手に入れることができます。
2つの習慣を身につけあなたも他人の目に縛られずに生きられるようになりましょう。
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