こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
自罰的な性格で悩んでいて治したいと思っている人も多くいます。
そんな自罰的で悩んでいる人へ治し方を解説します。
なぜ自罰的な性格になるのか
自罰的な性格になるのは育った環境で否定的な言葉を多くかけられたからです。
今の自分ではダメだと思い常に自分にダメ出しをしてしまうようになりました。
原因の多くは親からありのままの自分を認めてもらえず否定的な言葉を多くかけられたという人が多いでしょう。
親から否定的な態度をとられたのでこんな自分ではダメだと思うようになってしまい自罰癖がついてしまいました。
自罰的な性格の人の特徴
頭の中では常に自分を否定する思考が渦巻きます。
ありのままの自分には価値がないと思っているので何かを得たり達成することで自分の価値を高めようとします。
ですがこの思考では常にダメな自分を改善しなければいけないという強迫観念に追い続けられます。
自罰的でいると常に自分を変えないといけないと思い生きづらくなります。
自己否定を常にしていて心は休まることはありません。
自罰的な性格を治す方法
自罰的な性格を治す方法は本音を大切にすることです。
なぜかというとそもそも自罰的になった原因はありのままの自分つまり本音を否定されたからです。
そこで他人から否定された本音を自分で肯定してあげることが必要になります。
本音を尊重し表現する
具体的にどうやるか説明します。
まずは無意識的に本音を押し殺していることに気づいたらそれをやめるようにします。
本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を認め受け入れることをします。
さらに本音を十分に肯定してあげます。
これが十分にできるようになったら少しずつ本音を表現することをしてみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分に自信が持てるようになります。
そうすることで自分には価値があると思えるようになり自罰的な考え方も改善します。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音に従うことへの抵抗
多くの人は本音に従うことへの抵抗を感じると思います。
今まで本音を押し殺して生きてきたので本音を肯定したり、ましてや表現するなどとても出来ないという人も多いと思います。
その心理には本音を出しては周りの人に否定をされるのが怖いというものがあります。
もっと深く分析すると本音を出すことで見捨てられるのが怖いというものが根底にあります。
本音に従っては自己中になって周りの人から嫌われて見捨てられると思ってしまいます。
ですが今あなたは自罰的な自分でいることが苦しくてやめたいんですよね。
それなら今の環境が壊れることは覚悟しないといけないです。
その勇気を持つために本音を表現する前に十分に本音を尊重することをします。
心の中で十分に自信がついたら表現するようにします。
いきなり表現してくださいと言っても無理な人がほとんどなのでこの手順をお伝えしています。
また本音に従ってありのままの自分を出すようになったら去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人はあなたが本音を押し殺していないと相手をしてくれない人だったということです。
そんな関係は無理して維持する必要はあるでしょうか?
それに去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はあなたのありのままを認めてくれる人です。
その人を大切にすればいいんです。
この関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
他人から言われたいことを自分で自分に言う
次にやってほしいのは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
自罰的な性格になったのは親から否定的な態度をとられたからでした。
そこで親から得られなかった肯定的な態度を自分にとってあげます。
こんなことを言われたかったということを自分の心と向き合って探り出して自分に言ってあげます。
そうすることで欠けていた心が満たされるようになり自己肯定感が上がり根拠のない自信を持つ事ができるようになります。
自分に自信が持てるようになれば本音を出すことも簡単になります。
本音を出せるようになればありのままのあなたで生きることが容易になるでしょう。
自罰的な性格を治したい人へ最後に
自罰的な性格を治す方法を解説してきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
自罰をしてしまうこともどんどんやめられるでしょう
自分の本音と真摯に向き合ってみてください。
そしてこんなことを言われたいという言葉を自分に言ってあげてください。
そうすることで自信がつき本音に従い生きることができるようになります。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツとやってみてください。
継続の先には晴れやかな心が待っています。
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