こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
笑ってごまかしてしまうのをやめたいと悩んでいる人もいます。
そこで本記事では本音心理学の観点から笑ってごまかしてしまう心理と原因そして改善法を紹介します。
笑ってごまかす心理
笑ってごまかしてしまうのは自分の意見を蔑ろにしているからです。
自分の意見なんて別にいいやと思っているので嫌なことでも笑ってごまかしてスルーしてしまいます。
他人に気を遣って他人の気分を害さないように過剰に意識しています。
自分の意思よりも他人の感情を優先しています。
自分が我慢すれば波風立たせずにその場を丸く収めることができると思っています。
このような心理から笑ってごまかしてしまいます。
笑ってごまかすようになった原因
笑ってごまかしてしまうようになった原因は幼少期の親子関係にあります。
対人関係の基盤は親子関係にあります。
対人関係に問題がある場合親子関係に問題があった可能性が高いです。
笑ってごまかしてしまう人は親の機嫌を損ねないように過剰に気を遣っていた可能性が高いです。
そしてその癖が抜けないままに大人になってしまいました。
自分の意見よりも他人の機嫌を優先しているので何か起きても笑ってごまかしてしまいます。
これが笑ってごまかしてしまう原因です。
笑ってごまかす人は病気?
笑ってごまかすのは病気かと悩んでいる人もいるようです。
私の見解を言わせてもらうと自分に自信がないだけなので病気ではないと考えています。
病気というとどうしようもない深刻なものですが笑ってごまかすのは自信がないのを改善すれば治るので病気だとはとらえていません。
笑ってごまかすのをやめる方法
笑ってごまかしてしまうのは自分の意見より他人の機嫌を優先しているからでした。
では笑ってごまかすのをやめるには逆に自分の意見を他人の機嫌よりも優先する必要があります。
自分の意見とは本音のことです。
つまり自分の本音を何よりも大切にすることで改善されます。
本音を尊重し表現する
では具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで本音を尊重し出せるようになるとありのままの自分で生きられるようになり笑ってごまかしてしまうのも自然とやめられます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのはなかなか大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて自己肯定をするので時間がかかる作業になります。
パパっとやってすぐに終わりというものではないのでコツコツと地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このような話を聞くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
笑ってごまかしてしまうような人は特に本音を抑えることで人間関係を円満にしようとしてきたので抵抗が強いと思います。
本音を出したら否定されたり馬鹿にされたり見放されたりするのではないかと恐れています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ただしそれはいい意味で変わります。
今まで我慢をして無理に維持してきた関係は終わり、ありのままの自分で生きられる新しい関係が始まります。
この人間関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
笑ってごまかすのをやめたい人へ最後に
笑ってごまかしてしまう人へ改善法を書いてきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
本音を出せるようになれば笑ってごまかし自分の意思を蔑ろにすることもなくなります。
ただ長年の習慣を変えることになるので地道にコツコツと実践してみてほしいです。
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