こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
今回は自分を大切にすることとわがままの違いを解説します。
一見すると自分を大切にすることとわがままは同じようにも思えます。
ですが実は大きな違いがあるので解説をします。
その後に自分を本当に大切にする方法を説明します。
わがままとは
まずはわがままについて考えていきます。
我侭
読み方:わがまま自分の都合を中心に物事を考え、行動するさま。他人の都合を顧みないさま。「我儘」「我が侭」とも書く。
我儘
読み方:わがまま他人や周囲などの都合や事情を考えずに、自分勝手に振舞ったり発言したりすること。「我が儘」「我侭」「我が侭」などとも書く。
Weblio辞書より引用
わがままとは自分の都合しか考えず他人にそれを押し付けることだといえます。
自分のためなら他人はどうなってもいいという自己中心的な考え方です。
自分を大切にするとは
自分を大切にするとはどういうことでしょうか。
自分を大切にするとは自分の気持ちを尊重することだといえます。
他人の意見や常識、世間体などで自分の気持ちを否定することをやめることが自分を大切にすることだといえるでしょう。
外部の価値基準により自分を蔑ろにすることをやめることだといえます。
自分を大切にすることとわがままの違い
自分を大切にすることとは自分を尊重するということです。
自分を尊重するとは自分の本音に従うということです。
確かにこのように書くとわがままと同じだと思われそうです。
しかしわがままというのは自分の本音を尊重してさらに他人の意志を尊重せずに蔑ろにすることです。
自分を大切にするというのは自分の本音を尊重してかつ他人の意志も尊重することだといえます。
そもそもわがままな人というのはストレスの反動から自己中になり他人を否定しています。
本当に自分のことを大切にしていればストレスもなく自分のことと同じように他人のことも尊重することができます。
自分に優しくしていれば自然と他人にも優しくなれるのです。
自己中なわがままな人は本当は自分を大切にしていません。
自分に優しくないので他人にも厳しく当たってしまいます。
この違いが自分を大切にすることとわがままの一番の違いです。
自分を大切にするとは「私は自分の好きにするからあなたも好きなようにしてね」というものです。
わがままとは「私は好きにするからあなたは我慢してね」というものです。
他人に対して自分を押し付けるかどうかも大きな差だといえます。
自分を本当に大切にする方法
それでは自分を大切にする方法を書いていきます。
自分を大切にするとはありのままの自分を大切にすることです。
ありのままの自分とは自分の本音のことです。
そこで本音を大切にすることが重要になります。
本音を尊重し表現する
具体的にどうすればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れることをします。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にありのままの自分で生きられるようになります。
こうすることで自分の本音を尊重できるようになります。
自分を大切にできるようになっていきます。
これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変かもしれません。
長年の自己否定をやめて本音を表現するのは中々難しいかもしれません。
一朝一夕でできるものではないので地道にやってみてください。
本音を出すことへの抵抗
このように書くと本音を出すことは怖いと思う人もいるでしょう。
長年本音を押し殺しているので表現することで否定されたり見放されたりするのではないかと不安になるかもしれません。
確かに本音を出せばあなたから去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人はあなたが我慢していないと相手をしてくれないような人だったということです。
そのような関係は無理して維持する必要はあるでしょうか。
あなたから去っていく人もいれば新たに出会う人もいるかと思います。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれます。
その人を大切にすればいいのではないでしょうか。
その関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
この新しい関係ではあなたは自由に振る舞えることができて自分を大切にできます。
あなたもストレスがないので他人に対して尊重をすることができる関係です。
自他ともに尊重できるお互いを大切にできる理想的な関係と言えるでしょう。
他人から言われたいことを自分で自分に言う
次に自分を大切にする方法の二つ目を解説します。
それは他人に言われたい言葉を自分で自分に言うというものです。
私たちは自分に厳しい言葉をかけていることが多いです。
そこで自分自身に優しい言葉をかけてあげます。
どういう言葉を言われたいのかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
そしてどんなことを言われたいのかわかったらそれを自分に言ってあげます。
私たちは他人から認められたら自分を認めるという考え方をしてしまいます。
しかしこの考え方ではいつまでも他人からどう思われるかに振り回されてしまいます。
これをやめるためにも他人から評価される前に自分で自分を評価する必要があります。
自己肯定をすることで根拠のない自信がつき自分を大切にすることができます。
自分を大切にすることについて最後に
自分を大切にすることについて書いてきました。
2つの方法を実践すれば自分を大切にすることができて着実に生きやすくなっていきます。
ただし長年の思考習慣を変えることになるので地道にコツコツと実践してみてください。
継続の先には自由な人生が待っています。
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