こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
自意識過剰で人の目が気になる、対人恐怖があるから治したいという人はかなり多くいます。
そんなあなたのために自意識過剰の人の心理と原因さらには根本的な治す方法を解説します。
自意識過剰な人の心理
自意識過剰な人の心理で一番大きいのは自信がないことです。
自分に自信がないので他人の目が過剰に気になります。
自分の価値は他人からの評価に直結しているので他人から嫌われないように必死になります。
自意識過剰な人の原動力は好きになってほしいというポジティブなものではなく嫌われたくないというネガティブなものです。
嫌われないように他人を過剰に意識しています。
自意識過剰という名称の割には他人を過剰に意識しているのが実際のところです。
他人からどう思われるのかそれが人間関係のすべてであると感じているので人の目が気になるし対人恐怖になってしまう人もいます。
自意識過剰になる原因
自意識過剰になる原因は親子関係にあります。
対人関係の基盤は親子関係から出来上がります。
対人関係がうまくいかないということは親子関係に問題があった可能性が高いです。
具体的には親からありのままの自分を認めてもらえなかったということが考えられます。
ありのままの自分とは本音のことです。
本音を表現したら否定されたり、そもそも本音を表現することすらできなかったという人もいるでしょう。
そんな経験をしたのでありのままの自分の本音はダメなのだと思うようになりました。
自分には価値がないと思っているので他人からどう思われるかがとても重要になります。
他人の評価が自分の価値になるので他人から嫌われないように必死になります。
ありのままの自分では価値がなくダメな存在だと感じているので他人からよく見られたいと思って人の目が気になるようになり失望されたくないと思い対人恐怖になるなど人間関係でも問題が生じます。
自意識過剰を治す方法
自意識過剰になるのはありのままの自分の本音を認められないからでした。
ありのままの自分の本音を受け入れられないので自分を大きく見せようと自意識過剰になってしまいます。
そこで自分の本音を認め受け入れることで改善を図ります。
本音を尊重し表現する
親から本音を否定されたりそもそも出せなかったという経験が自意識過剰の原因なのでそこを改善します。
具体的にどうやればいいのかを説明します。
まずは本当はこう思ってるのに言えない、こうしたいのにできないといった本音を探り出します。
次にその本音を否定することをやめて認め受け入れます。
さらにその本音を十分に肯定してあげます。
心の中で十分に本音を尊重できるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的には本音に従ってありのままの自分で生きられるようになります。
このステップを踏んで自分の本音を尊重し表現できるようになるとありのままの自分でコミュニケーションできるようになり自意識過剰も治っていきます。
自分をよく見せようという気持ちがなくなり人の目が気になるということや対人恐怖もなくなっていきます。
ただこれは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは難しいと思います。
長年否定してきた本音を肯定する作業になるので地道なものになります。
しかしやれば着実に生きやすくなるのでぜひやってみてほしいです。
本音を出すことへの抵抗
ここまで話を聞いてそれでもやっぱり本音を出すことは怖いと思うかもしれません。
自意識過剰な人は他人からよく見られようと自分を偽ってきたのでなおさら本音を出すことは怖いと感じるでしょう。
本音を出せば否定されたり馬鹿にされたり見放されたりすると恐れています。
確かにあなたが恐れているように本音を出せばあなたの人間関係は変わるでしょう。
ただしそれはいいほうに変わります。
今まで無理して維持してきた人間関係は終わり、新しいありのままのあなたでいられる人間関係が始まります。
あなたのもとを去っていく人もいるかもしれません。
ですがその人は偽りのあなたにしか興味がなかったということです。
去っていく人もいれば新たに出会う人もいるでしょう。
その人はありのままのあなたを受け入れてくれる人です。
この新しい関係はあなたにとって居心地のいいものになるでしょう。
自己肯定感を上げて自信を持つ
確かに本音を出せれば自意識過剰は治すことができるとは分かったけど勇気が出ないという人は多いでしょう。
そこで自己肯定感を上げて自信を持つ方法を紹介します。
それは他人から言われたいことを自分で自分に言うことです。
自意識過剰な人は他人から認められたら自分には価値があると考えています。
ですがこれではいつまでも他人の評価に振り回されてしまいます。
そこで他人に依存せず自分で自分を認めることをします。
そのために他人から言われたいことを自分で自分に言うことをします。
どんなことを言われたいかは人それぞれ違うので自分の心と向き合ってみてください。
こんなことを言われたらうれしいという言葉を見つけたら自分に言ってあげます。
そうすることで自分で自分の心を満たし自己肯定感を上げることができます。
自分に自信が持てるようになり自意識過剰も治っていくでしょう。
自信があるので本音を表現することも簡単になるでしょう。
自意識過剰を治す方法について最後に
自意識過剰を治す方法を解説してきました。
この方法を実践すれば着実に生きやすくなります。
自意識過剰からありのままの自分で自然体で生きられるようになります。
ただ長年の習慣を変えることになるのでパパっとやって終わりというものではなく地道にコツコツと実践してみてほしいです。
継続の先にはありのままの自分で生きられる人生が待っています。
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